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このたびアメーバブログへお引っ越ししました。

2018年04月19日

   呉服の粋ふくひろ若旦那のブログ

このたびアメーバブログへお引っ越ししました。

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よかよかブログ版もふくひろの歴史の一部です。
いままでの素敵綺物をふり返るためにこのまま
残しておきます。アメーバブログ版と合わせて
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 05:40Comments(0)呉服なぞとふしぎ

江戸染めの伝統(ちから) ~ 染匠 菱一 七十周年記念作品展 ~

2018年03月08日

不忍池を臨むバオバブの樹 幻の巨鳥エピオルニス
大東京に現出した秘境マダガスカルの原風景 …



珍しき綺物を求めて東京銀座へ仕入れにきました。



江戸染匠の雄 「菱一」 創立七十周年記念作品展が銀座で開かれました。開巻早々大変な人出です。



東京菱一とは父の代からの長いお付き合いです。
はんなりした京都の柄ゆきに対するアンチテーゼとして菱一の独創的な江戸友禅の世界を父はあえて採り入れたと聴いています。当時から東京まで着物を仕入れに行くお店はほとんどなかったのです。



「狩猟文」糸目糊の力。江戸染めの威光(オーラ)



「深紅の藤」粋と華やぎ 古典の新たなる意匠



「紫宸殿 右近の橘」格調高き江戸の鶯(うぐいす)色



脈々と受け継がれてきた江戸の粋。京の粋とは一線を画すモダンな意匠と斬新なるセンスを感じます。



坂口幸市 二枚白加賀小紋「波」染めの躍動美。
坂口さんは石川県で活動している独創的な二枚型二色染めの江戸小紋作家です。今回僕は初めて出会いました。なかなか目にすることが少ない染織です。



「ペルシャの風」異国情緒も「江戸好み」のひとつ



小玉紫泉 作 西陣本搔爪綴織 現在入手困難な逸品。
小玉紫泉さんの爪綴帯は今東京で大変な人気です。



綴帯は一重太鼓でありますが格が高く留袖の上まで合わせられます。袷でも単衣の時季でも兼用で締められるのでとても便利です。芯なし軽量なので帯が重くてと思われているご高齢の婦人にも最適です。



夜は神田の名店で美味しいお酒をいただきました。



日本橋高島屋は呉服売場が素晴らしいのでいつも勉強にみせてもらいます。現在でもエレベーターガールの方々が凛々しく働いていらっしゃるのはさすが一流百貨店の証だと思います。呉服売場の隣の「すきやばしじろう」で遅めのお昼を頂戴しました。



少しだけ時間が空いたので根津近くの上野動物園池之端門へ。シャンシャンの予約券は早くも終了していましたが上野は他にも珍しい動物がいるのです。



ハシビロコウ クロサイ コビトカバ アイアイ フォッサ マダガスカルトキ… 世界最高水準の珍獣たち!
いまや上野はアフリカ大陸 マダガスカル島の幻獣の宝庫です。正に世界に冠たる上野ZOOなのです。



東京お江戸の魅力は新しく斬新なセンスばかりでなく長年培ってきた伝統(ちから)です。不忍池のバオバブの樹を眺めながらそんなことを想いました…

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 18:45Comments(0)東から西へ ふくひろ綺物紀行

寿(ことほ)ぎの知らせ舞い込む舞初会 ~ 裕志朗の会 in 小倉ステーションホテル ~

2018年02月28日

日本舞踊 裕志朗の会 舞初会 が二月十一日
小倉ステーションホテル 祇園 で開かれました。



たくさんのお客様が会場へお越しくださいました。
裕志朗の会の日本舞踊は本当に楽しく 見目美しく 観ていて時間があっという間に過ぎてゆきます。



ご来場のみなさま 本当に感謝申し上げます。



『祝賀の吟』お目出度き着袴の男舞。



唱歌『一月一日』玩具柄の小紋の可愛いさよ。



『春雨』かけがえのなき 母子舞の素晴らしさ。



『八重一重』振袖の舞 華麗な長き袂に見惚れる。



『梅にも春』粋さと艶やかさ 待ち遠しき春の舞。



小唄『高砂』 佳き知らせ お目出度き二重の祝い



謡曲『高砂』
不肖ふくひろ舞い、そして謡わせて頂きました。



書家 中島千香子さんが書を書いて下さいました。



三幅の掛け軸に書かれたお目出度き祝いの書です。



誠に有難く感激の極み!私、緊張の面持ちです。



『新鹿の子』可憐!黄色の衣に紅い絞りが映える。



純白の総絞り訪問着。檸檬色の帯締め帯揚げが彩りを添えます。この会のためにふくひろ綺物をお誂え頂きました。なんという感動と感激なのでしょう!



『千代の松』品格。松の衣に松菱 祝いの松重ね。



『竹にうたう』凜とした美しき所作。



お召し頂いた江戸小紋『花しきし』匠の染めです。



『梅の薫』梅の花の薫りがこぼれるかのようです。



上方端唄『十日戎 』男舞の素晴らしさに酔う。



『菖蒲浴衣』縦横無尽に躍る傘の舞 。



友禅楊枝糊訪問着「松」誉田屋源兵衛謹製御帯
古箔漆箔「花菱」最高の取り合わせ。



上方端唄『宇治茶』楊枝糊、目も醒める藤色。



会主 藤間裕志朗 『吾妻八景』



山田隆夫作 友禅楊枝糊黒紋付『松』
誉田屋源兵衛謹製御帯『義経千本櫻』
師匠の舞に、衣装に、会場は固唾をのみました。



お目出度き寿(ことほ)ぎの知らせ舞い込む舞初会
裕志朗の会にとって更なる躍進の歳となります。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 15:28Comments(2)裕志朗の会

ルドゥーテの薔薇図譜 ~ ふくひろ綺物が「きものサロン」に掲載されました ~

2018年02月22日

ふくひろ綺物が雑誌「きものサロン」2018春夏号 『薔薇のきもの物語』(49P) に掲載されました。



18世紀ベルギーの植物画家ルドゥーテは皇帝ナポレオン一世の皇妃ジョセフィーヌに仕え当時世界一の薔薇園と云われたマルメゾン城に滞在して多数の薔薇を描き続け、傑作「薔薇図譜」を著しました。
この付け下げ訪問着はルドゥーテ「薔薇図譜」をモチーフに一重の薔薇を手描き友禅で染めています。



ほんのり薄紅色の地色に浮かんだ薔薇模様はほのかで心癒されます。美しく凛々しい薔薇の花のもうひとつの一面を見事に描きだしているかのようです。



ルドゥーテの薔薇をお召しくださったのはモデルの知花くららさん。本当に嬉しく光栄に思います。
綺物の美しさを伝えて頂き心から感謝しています。



きものサロン『薔薇のきもの物語』大変素敵な特集です。ぜひとも書店などで手にとってご覧下さい。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 10:32Comments(0)ふくひろキモノが雑誌掲載されました

立春飾り初め ~ ふくひろ綺物・お雛さま帯の傑作 ~

2018年02月20日

立春の候 大変寒さの厳しい今年の二月です。
素晴らしきふくひろ綺物をお召しいただきました。



絞り パッチワーク 刺繍 … 染織工芸の粋を結集した、お雛さま意匠の名古屋帯。稀にみる傑作です!



白酒 菱餅の上にはらはら散る桜に趣を感じます。



Foglia 甲斐凡子 作 帯揚げ『dog tracks 戌の足跡』
目出度き干支の歳回り 弥生雪洞(ぼんぼり)との妙。



お雛さまの飾り初めは立春 今年は二月四日です。
更に二月十九日の「雨水(うすい)の日」に雛飾りをすると大変縁起が良い目出度き立春大安なのです。



立ち雛ふたりの金屏風は絞りお内裏様 お雛様の衣装は絞りや刺繍をあしらった古布を押絵細工しています。この帯の創り手はよき着物の端切れが見つかるまでなかなか製作に着手しませんでした。絞り 刺繍 古布とすべての素材が合致融合しないとうまくいかない、大変なこだわり、傑作たる所以です。



初春を祝う二月睦月の初寄の茶席。春待ち雛飾り。
縁起良き「立春の立ち雛」ふくひろ綺物をお披露目いただき誠に有難く謹んで感謝御礼申し上げます。

#ふくひろ #ふくひろ綺物 #お雛さま#ひなまつり #立春 #雨水の日 #刺繍 #絞り #押絵 #名古屋帯  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 22:09Comments(0)忘れじのふくひろ綺物

竺仙浴衣 2018新作 200柄 受注会 ~ 最終決断 Final Decision ~

2018年02月17日

竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会 いよいよ佳境!
迫り来る最終決断 〈 Final Decision 〉の刻(とき)



【限定柄】更紗小紋『蔓(つる)唐草の螺旋』
絹紅梅 + 江戸更紗 江戸の匠(たくみ) 奇蹟の融合。
竺仙は腕利きの更紗職人を何人も抱えています。
それゆえ実現できた究極の染織コラボレーション。



【限定柄】知念琉球紅型 半幅帯『抱瓶だちびん』
知念紅型半幅帯は竺仙入手困難アイテムのひとつ。
しかもこれは琉球陶芸の粋 焼物(やちむん)の抱瓶(だちびん) とても珍しい… まさに琉球の魂です。



白地コーマ『ふくら雀ちゅんちゅん』



男浴衣『芝翫縞(しかんじま)』
中村歌右衛門が愛した芝翫縞。男の色気感じます。



コーマ地染め『納戸ブルー 揚羽の蝶』



紬ゆかた『菱垣に絡む』
この浴衣 きっとなにげに着やすい予感。



玉むし浴衣『燃える乱菊』



松煙染め『渋好みの鬼灯(ほおずき)』民芸の薫り



奥州小紋『片男波』
寄せては返す かたをなみ… 波濤高浪に見惚れる。



松煙染め『牡丹 ザ・バイオレット』



絹紅梅『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は?』



紅梅小紋『反物の中の反物』
眩暈(めまい)めくるめく迷宮の浴衣コーデ

竺仙浴衣新作受注会 いよいよ最終日2/19(月)まで
ご来場心よりお待ち申し上げております。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 18:13Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

竺仙浴衣 2018新作200柄受注会 ~ 究極の選択 ultimate selection ~

2018年02月16日

竺仙浴衣 2018新作200柄受注会 中入御礼
寒中 ご来場いただき 誠にありがとうございます。



東京新作展で見てきたばかりの限定柄も人気です。



絹紅梅訪問着 もはや浴衣を超えた夏キモノ



なぜか気になる 玉むし浴衣 『踊り桐』



玉むし浴衣『朝顔の中にアサガオあり』



果てしなく斬新なる絹紅梅『ベージュ唐草』



コーマ地染め『松笠の旋律』



紬ゆかた『燃える千鳥』



紫の松煙染め『葡萄唐草』



白地コーマ浴衣 『ルナティック』



奥州小紋 『こびとのダンス』懐かしき民話の世界



玉むし浴衣『チェリーブラッサム』



これだけの数の竺仙浴衣に囲まれると嬉しい悲鳴! まさに “ 究極の選択 ultimate selection ”

2/17(土) 2/18(日) 2/19(月) 残すところ三日間
皆様のご来場心よりお待ち申し上げております。

#竺仙 #竺仙浴衣 #竺仙浴衣新作 #絹紅梅 #奥州小紋 #松煙染め #ふくひろ


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 16:48Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会 ~ 夏が待ち遠しくて ~

2018年02月11日

夏が待ち遠しくて
竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会



2/13(火)から2/19(月)まで ふくひろ にて
期間限定 七日間のみ


【限定柄】男もの浴衣 尺幅「絞りに芭蕉」

お選びいただいた柄を受注生産にて
夏季にお納めいたします。


【限定柄】絹紅梅に江戸更紗「花鳥文」

一反限りの限定柄も東京から取り寄せています。


【限定柄】コーマ浴衣 尺幅 「ピンク絞り金魚」

夏が待ち遠しいですね。
お遊びがてら ぜひお立ち寄りください (*^^*)
  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 12:47Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

真・琉球藍型(えーがた) 十数年ぶりに邂逅す!~ 伝統織物たちとの出会い PART2 ~

2018年02月09日

真・琉球藍型(えーがた) 十数年ぶりに邂逅す!



氷雨降る二月の京都キモノ紀行 ありがたき僥倖
越後上布に囲まれる 珍しき琉球染織とめぐりあう



山下芙美子さんの本場黄八丈をお召しの女性に会いました。斬新な裁ち合わせのお仕立てが素敵です。



山下芙美子先生に別注したら今まで見たことがない素晴らしい作品が織り上がってきたのだそうです。



壮観!全国伝統染織が見事一堂に集結しています。数年前から社長が趣味的にそして意欲的に蒐集してきた稀少織物シリーズが数を揃えついに実を結び花開こうとしています。まさに伝統染織 夢の宴です。



石垣島の秘宝 川平(かびら)織。深石美穂さんの作品は石垣の自然の如く鮮やかな色彩に満ちています。



八重山上布も今や絶滅危惧織物。失ってはならない日本の宝です。着尺は殊に数少なくなっています。



作品展の片隅を眺めていて 思わず あっと声を上げました!黒き琉球藍 … 藍型(えーがた) …
まさか 十数年ぶりにこの京都で出会えるなんて …



青い染料を使った琉球紅型をすべて藍型と表記している場合があります。これは青い顔料を手で刷り込み染めしたれっきとした琉球紅型ではありますが、厳密にいえば真の藍型(えーがた)ではありません。いわゆる染地型(しるじがた)とよばれるものです。



真の琉球藍型とは琉球藍の藍甕に浸染を繰り返しながら琉球藍の濃淡でその作品世界を創り出すものです。天然琉球藍染めは藍甕に漬けて引き上げて空気に触れて初めて発色する琉球ブルーなのですから。



過去に遡るとふくひろにも二反だけ「真・琉球藍型」がありました。父が沖縄へ赴き琉球展を催したときです。かれこれ十数年以上前だと思います。
そのとき以来 染地型の青い紅型は見かけましたが不思議なことに琉球藍に浸染を繰り返す真の琉球藍型はまず出会ったことがありませんでした。
琉球藍を生成する制作工程プロセスがやはりかなりの手間であり型紙からして別の創作サイクルが必要とされるからではないでしょうか。
紅型を顔料で「手染め」するという作業と藍型を何度も藍甕に「漬けて染める」という作業はまったく異なるベクトルの染織工芸のように僕は感じます。



琉球藍 甕覗(かめのぞ)きの青は見ていると吸い込まれてしまいそうな深く深淵なブラックブルーです。
琉球藍は喜如嘉芭蕉布の絣糸を構成する琉球の魂であり、神奈川県横須賀市にて琉球泥藍天然発酵建てを実現している原始布作家 西川はるえ さんの作品世界を形成する重要なモチーフなのです。
琉球藍の濃淡だけで染められた藍型はその延長線上にあり琉球の魂の源流であるといえるでしょう。



十数年ぶりに 「真・琉球藍型(えーがた)」 が
ふくひろ綺物屋敷へやって来ます。
京都如月 ありがたき 綺物の恵み に感謝致します。

#紅型 #琉球藍 #藍型 #琉球染織 #喜如嘉芭蕉布 #城間栄順 #西川はるえ




  

前代未聞!越後上布 新作展 ~ 伝統織物たちとの出会い PART1 ~

2018年02月05日

新潟県魚沼市から来られた織師 高波明美 さんが手織りする越後上布。いまや稀少織物である越後上布が地機で織り上げられてゆく様子を実際に目の当たりにするのは僕自身初めての体験かもしれません。



氷雨降る二月の京都。重要無形文化財 越後上布
だけを蒐集(あつ)めた新作発表展が催されました。
八寸名古屋帯 九寸名古屋帯 角帯 そして着尺…
これは賞賛に値する本当に大変な偉業なのです。



越後上布の原料である苧麻(からむし)は福島県昭和村で栽培されています。天然麻繊維の最高峰です。



夏場に2mに成長したからむしは刈り取られ水漬け皮剝され「苧引(おひ)き」されて繊維となります。



苧引きによって薄く引き出された繊維は青白く光るので「青苧(あおそ)」と呼ばれます。出来映えの良い青苧を昭和村では『"きら”がよい』といいます。



青苧は客間の座敷に丁寧に干されます。青苧はそれほど昔から大事に扱われてきたのです。これは会場にわざわざお持ちくださった青苧干しの一房です。



麻繊維を繋げて一本の糸にすることを麻を「績(う)む」といいます。口にくわえ湿らせながら爪で繊維に裂け目を入れ通して撚(よ)りをかけ少しづつ繋いでゆきます。雪国の気の遠くなるような作業です。



糸作り。苧績みした糸を綺麗に均一にならします。越後上布は機にかけるまでが本当に大変なのです。



重要無形文化財である越後上布の絣は全て手括(くく)りによるものです。絣の墨付けは新潟独特の技法である木羽定規(こばじょうぎ)が用いられます。



越後上布の特徴といえばこの日本古来の原始機である地機(いざり機)を使って織っていることでしょう。現在 地機を仕様している伝統織物は本場結城紬と北海道アッシ織等一部の原始布だけなのです。



地機の杼(ひ)は刀杼(とうじょ)といってブーメランのように大きなものです。杼は緯糸(よこいと)を繰り出すものです。織機は筬(おさ)でトントンと織り目を打ち込みますが長い刀杼でもさらにもういちど打ち込みます。「地機の二度打ち」といわれるもので打ち込みのしっかりした織物が織り上がります。



地機は反端を織り師の腰当てに結わえ腰で経(たて)糸の緩みを調整しながら織ってゆきます。原始的な機ですが切れやすい麻糸を織るには最も合理的な織り方です。まさに「人機一体」の織物なのです。



越後上布の新作が着尺から帯までこれだけ一堂に揃うことは前代未聞です!主催者に敬意を表します。



越後上布の男角帯 これもまた世に出ない珍しき綺物。盛夏はもちろん万節でも良さげに思いました。



越後上布 八寸名古屋帯 『黒地 緑白縞』

今回の出品作の中で最も先鋭的で斬新シャープな逸品を選ばせてもらいました。こんな越後上布は見たことがありません。ふくひろ綺物 coming soon!



越後上布の機織りは乾燥が一番の大敵です。雪深い機織り部屋では暖房も点けず手織りに精を出すそうです。窓の外でしんしんと降り積もる雪が糸にちょうど良い湿気をもたらすのだそうです。京都会場での越後上布の実演も織り目を丁寧に濡らしながら織ってゆく高波明美さんの姿がとても印象的でした。



氷雨降る二月の京都で出会った大切な伝統織物たち
次回続篇 PART2 へと続きます(´-`).。oO










  

撫松庵 紫織庵 YUKATA 2018 新作コレクション

2018年02月02日

撫松庵 紫織庵 YUKATA 2018 新作コレクション



2月1日 京都は雪まじりの雨でした。夏キモノ 夏ゆかたの新作を見に来たのです。寒ぅ~ {{ (>_<) }}



女性目線のキモノを発信するアイアンドアイ



嶋臺(しまだい)ギャラリーでの夏物新作展



佳き夏キモノ&夏帯 と出会えました(*^^*)



2018 撫松庵ゆかた 『なりたい』をかなえる



スタイリッシュになりたい

輝く女性になりたい



かっこいい大人になりたい

可愛らしさのある大人になりたい



一度きりの人生 なりたい自分になろう

今年の撫松庵はとってもポジティブです ( ´艸`)



くたびれたので六角堂裏のスタバで休憩 ヽ(^.^;



紫織庵 ゆかた 新作展 新しき最先端の古典柄



悠久のときを翔ぶ 紫織庵 雲取り蜻蛉(とんぼ)文



色の鮮やかさ 斬新な取り合わせは紫織庵の独壇場



夏キモノ、夏帯も紫織庵最新作 最新柄を入荷予定



新しきメーカーの新作ゆかたもふくひろに登場!

乞うご期待 でーす! (≧∇≦)b

  

ついに発見っ!めぐりあう 恋い焦がれし染織稀覯本

2018年01月26日

巡り合う 恋い焦がれし稀覯本 お目出たき歳始め。



『日本傳統織物集成 本土・沖縄篇』(染織と生活社)

先日 京都きもの紀行の折 長い間探していたキモノ本をようやく入手しました。これはいわゆる解説書であり本体には当時の全国傳統織物の端裂を実際に貼布した労作です。現在ではもはや失われてしまった織物も含まれているという大変貴重な資料です。本体は大変高額で手がでませんでしたが解説書を購入させてもらいました。なんという僥倖でしょう!



この名著を見つけたのは京都で染織関係の古書なら他の追随を許さない森晴進堂さんです。平安紋鑑など全国呉服店が使う皆さんの家紋が網羅された紋帳もこの京都の晴進堂さんが出版したものなのです。



限定七五〇部の内其第六六四番!ひゃ~っ(°°;)
なんとまぁギリギリ合格したみたいですね(笑)



『 沖縄の伝統染織 』富山弘基 大野力 (徳間書店)

『 日本の伝統織物 』という同じく富山さん大野さんの名著がありまして全国の伝統織物を完全網羅しているのですが昭和42年当時は沖縄返還直前で本土篇のみの出版であったのだと思います。おそらく必ずや続篇たる琉球篇が秘かに出版されたはずだ…
そんな想いに駆られてここ数十年 東京 京都の古書店を探し歩いたのですがまぁ見事に見当たらない。



あるとき 沖縄のとある染織工房へ視察に行きました。ふとその先生の資料本棚に目をやると なんとそれらしき書物(黄色い背表紙)があるではありませんか!?もはや気もそぞろ、その本の中身を読みたくて読みたくて(笑)その本読ませてくださいだなんてその場で言えないじゃないですか~ ( ̄▽ ̄;)
結局それ以来 「沖縄篇らしきもの」にめぐり合うこともなく もはやあれは琉球のキジムナーがみせた幻だったのかなぁと半ばあきらめていたのです。



ところが先日インターネットを見ていてひょんなことから検索にヒット!題名が「伝統織物」から「伝統染織」に変わってた!?道理でいままでヒットしないわけです。どっちゃでもええようでそないにカンタンに題名変えてくれるなという(笑)(≧∇≦)
でも巡り合えてよかったー!幻の琉球染織についての記述から琉球藍工程、琉球絣文様総覧、などなどこれでもかというてんこ盛り資料価値絶大なり!
『日本の伝統織物』のまごうことなき正統なる続篇でした。前作と定価が倍以上ちがうのです。きっとごく少量出版されたのでしょうねぇ(´-`).。oO



永年 恋い焦がれし染織稀覯本に巡り合う幸せ
今年も佳きキモノ歳になりそうです(*^^*)

#日本伝統織物集成 #日本の伝統織物 #沖縄の伝統染織 #染織と生活社 #徳間書店 #日本傳統織物集成
#森晴進堂 #森晴進堂

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 14:34Comments(0)めずらしキモノ本

天草~京都~東京 初春日本縦断キモノ紀行

2018年01月24日

年の初めから 天草、京都、そして東京と日本縦断キモノ紀行。花のお江戸にやってきました。



まだお正月の名残りある浅草もかなりの人出です。



銀座の夕焼け とても綺麗でした。



今年も竺仙浴衣新作をたくさん見てきております。
「竺仙ゆかた2018新作 200柄受注会」(2/13~2/19)
ぜひともお待ち申し上げております。
  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:30Comments(0)東から西へ ふくひろ綺物紀行

変若新月 (おちしんげつ) ~ 誉田屋源兵衛 創立弐百八拾周年の年明け ~

2018年01月19日

変若新月 (おちしんげつ)
すべてが若返り すべてが新しく創成される
御目出度き 新春の誉れ 戌の歳



創立弐百八拾周年を記念した新作展『 変若新月 』が初春の京都 誉田屋源兵衛邸で催されました。



誉田屋源兵衞の正月飾りはまことに壮観です。



誉田屋源兵衞弐百八拾周年記念作品
謹製御袋帯『 三舟の誉れ 』



風に乗る 風にまかせる 帆かけ舟



新作展初日早朝に誉田屋へ駆けつけ 何はともあれこの作品だけは押さえました。初春縁起ものです。



宝招財進 (ほうしょうざいしん)



宝といえども 財といえども
ただ金品財宝のことのみにあらず



ときに宝は人であり ときに財とは命である



不可思議な光を放つ織物にしばし見惚れる。。。



誉田屋源兵衞 新たなる挑戦
奄美の未知なる染織 『 檸檬草 』



源兵衞と奄美染織工房との新しきコラボレーション



織のようでもあり 染めのようでもある迷宮作品
琉球染織でありながら西陣織の雰囲気をも醸し出す



丁子 黒糖 で染められた檸檬草を織り込んだ逸品
自由奔放なスピリッツで創られた全く新しき染織



檸檬草 織九寸名古屋帯『龍宮浄』
この野趣溢れる記念作品もふくひろに到着します。



誉田屋源兵衞 × 木乃婦 変若新月 新春祝膳



変若新月 誉田屋源兵衞 創立弐百八拾周年の夜明け
誉田屋 年の始めの新たなる胎動に心躍ります。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 22:58Comments(0)誉田屋源兵衛

おだやかな天草のお正月 ~ 望洋閣 裕志朗の会 初舞 ~

2018年01月12日

2018 戌の歳 おだやかな天草のお正月。一月七日
裕志朗の会 初舞 が 望洋閣 にて開かれました。

初春の青空 天草へ飛ぶ AIR LINE みぞか号。

浄めの塩、昆布、寿留米(するめ)、そして祝い酒。
舞台浄めの儀。舞台の成功と安全を皆で祈念します。

長唄『宝船』
七福神が総登場するお正月から誠に御目出度い舞。
不肖ふくひろ 畏れ多くも大任を仰せつかりました。

端唄『深川』
若女将の舞は望洋閣の花です。

大和楽『夢』

長唄『菖蒲浴衣』

端唄『三下り騒ぎ唄』

長唄『夢』

長唄『扇づくし』

長唄『初鶯』

会主 藤間裕志朗 長唄『吾妻八景』

松本美希子 × 中島 香邨 千香子
二胡演奏と書作 新しきコラボレーション。

初春からたくさんのお客さまが望洋閣へご来場くださいました。皆様厚く御礼申し上げます。

書家 香邨 こと中島千香子さんが舞台でしたためた扇の書を頂きました。『花魁草』と書かれています。

松本美希子さんの二胡の音色に合わせて書かれた望洋閣の夕陽と「寿」の書。新年より誠に御目出度い。

天草の海の幸に舌鼓を打つ。

一月は裕志朗先生のお誕生日。二重の祝い。

望洋閣は今年で創立八十三年を迎えます。

皆々様 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。






  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 10:03Comments(2)裕志朗の会

2018 dog tracks ~ 未来への足跡に願いを込めて ~

2018年01月01日

2018 Happy New Year 戌年を迎えて

絞り染め名古屋帯 『 トイプードル 』



染色工房 Foglia アースグリーン 友禅帯揚げ




甲斐凡子 作「 dog tracks 」

未来への足跡に願いを込めて




ふくひろは今年も染織の極みを求めて 精進します。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 m(__)m

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(0)いまどきのキモノ

第25回 裕志朗の会 ~ 福岡 白金能楽堂 ~

2017年12月24日

2017年11月19日 裕志朗の会 第25回公演 が福岡 白金能楽堂で開催されました。

書家 中島千香子が創りだす「書のアート空間」


『新鹿の子』

『アメフリ』

『藤娘』


『四季の歌』

『花』

『鶴と亀』

『京の四季』

『宝船』

『吹く風』

『夢』

『えび』

『深山路』

神事『高千穂神楽』

木乃花会代表 日本文化ナビゲーター 安河内葉子さんに「和の文化」についてお話していただきました。

『高砂の浦』

『老松』

『菖蒲浴衣』

『奴かっぽれ』

『五月雨』

『涼み舟』

『末広づくし』

『初桜道成寺』

『王子みやげ』

会主 藤間裕志朗 『松の翁』

晴れ着の少女が歌うラストソング。

ソフィアの歌声が能楽堂に響き渡ります。

2018年 裕志朗の会はさらに未来へ飛躍します。







  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 14:25Comments(0)裕志朗の会

冬の京都で小倉織と出逢う ~ 築城則子『縞展』~

2017年12月01日

築城則子先生の新作展『縞展』が十二月の京都で開かれました。京都の地で築城先生とお会いできるとは…なんとも不思議でなんともありがたい気持ちです。



十二月の京都 まだ暖かく紅葉も紅く萌えていました。
今まで十二月に京都へ仕入れに行ったことはなかったのですが数年ぶりに築城則子先生の新作展が催されるとお聴きし ぜひともお伺いしたいと心に決めました。



万難を排して前日から京都入りしました。果たして想いの小倉縞を連れて帰ることができるのか… まるで子供のように逸(はや)る気持ちを抑えるのに懸命です。



一夜明け 築城則子『縞展』ついに初日を迎えました。



個展の巻頭を飾る最新作 小倉縞帯「 藍層 」
光が反射するように何層にも織り分けられたグラデーションの美しさに息を呑みました。素晴らしき逸品。



現在極めて入手困難な築城作品。数年ぶりに開かれた本格的個展です。小倉織に囲まれてまさに絶景なり。



小倉縞帯、盛夏から単衣にかけての練貫着尺、小倉縞男角帯、小倉縞袴 … これほどの築城作品が一堂に揃うなんて空前絶後 初めてのことではないでしょうか。



在廊されていた築城先生とお写真を撮らせていただきました。本当に感激の極みです。小倉織を扱える小倉の呉服店として頑張っていきたいと心に誓いました。

#築城則子 #小倉織 #小倉縞 #ふくひろ

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 19:23Comments(0)『 キモノびと 』 探訪 小倉織

Excellent !宝尽くしの付け下げ訪問着 ~ 『 美しいキモノ 』ダブル掲載 ~

2017年11月26日

Excellent エクセレント!なんと卓越した宝尽くしの礼装着



ふくひろ綺物が『美しいキモノ2017冬号』に掲載されました(P 70・P73)凛々しき黒地付け下げ訪問着。



京都から送られてきた小包「ん?これなんだっけ?」



「モデル着用撮影済」?あっ!美しいキモノっ!?



日舞の会 きもの園遊会 織の彩展… ここのところ 超ハードな一週間ですっかり忘れておりました Σ( ̄▽ ̄;)



手挿し京友禅の本格。染匠 野口 王道の逸品です。



ターコイズブルーの打出の小槌が新しい色彩感覚。



「美しいキモノ2017冬号」にはふくひろ綺物 トイ・ツリーのクリスマス帯も掲載されています。(P 63)
合わせて ぜひぜひご覧くださいませ  m(__)m

#美しいキモノ #美しいキモノ掲載 #野口 #ふくひろ  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 19:42Comments(0)ふくひろキモノが雑誌掲載されました

山形のおじさん 織の彩展 ~ 満員御礼 誠に有難うございました ~

2017年11月26日

山形のおじさん 商いの道五十年記念展 『 織の彩展 』

満員御礼 多数のご来場 誠に有難うございました。



紅花紬の総本山 新田工房 紅花染め 色の博覧会



紋御召「行儀角通し」新田紅花手織り帯を添えて



米沢絲織 (よねざわいとおり) 明治の織物を復元する



心温かで優しく癒される風合い ぜんまい織の訪問着



紅花染め手織袋帯 蔵王を臨む紅花畑 山形の原風景

皆様のご来場 心暖まるお心遣い 感謝申し上げます。


#山形のおじさん #織の彩展 #紅花紬 #米沢 #ふくひろ  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 10:03Comments(0)山形のおじさん