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このたびアメーバブログへお引っ越ししました。

2018年04月19日

   呉服の粋ふくひろ若旦那のブログ

このたびアメーバブログへお引っ越ししました。

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よかよかブログ版もふくひろの歴史の一部です。
いままでの素敵綺物をふり返るためにこのまま
残しておきます。アメーバブログ版と合わせて
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 05:40Comments(0)呉服なぞとふしぎ

『上質な付け下げ』は凡百の訪問着を凌駕する…

2017年08月17日

『上質な付け下げ』は凡百の訪問着を凌駕する…

ふくひろ綺物屋敷には今 上質な付け下げ着尺たちが集まってきています。友禅 刺繍 金彩 … どの工芸技術も訪問着に劣るものはありません。
むしろ その題材の自由度 手仕事に注ぎ込まれた熱情は大仰な訪問着を遥かに凌ぐものが多々あるのです。

よく付け下げは訪問着より格が下がるといわれることがありますが僕は決してそうとばかりではないと思います。訪問着は豪華、付け下げは軽い柄付けというイメージで語られますが 豪華な付け下げもあれば 軽い染めの訪問着も多々あります。
着物の種類も多岐に渡ってきている現代では 「着物の格」も一概には断言できないのです。

ふくひろ綺物屋敷の付け下げたちはなんとも自由活逹な染めの世界に戯れ遊んでいるかのようです…

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 16:17Comments(0)呉服なぞとふしぎ

【男の長襦袢考】殿方の襦袢の身幅 ちょっと狭くない?

2017年08月03日

そもそも男襦袢の身幅を規定通り仕立てると身幅がちょっと狭いのではないかと以前から思っていました。理想的なジャニーズ体型の殿方でも襟と見頃の打ち合わせがやや浅いような気がしていたのです。ましてや少し体格の良い殿方は襟の打ち合わせに四苦八苦すると思います。下図は通し衿の男の長襦袢の形状です。

男の長襦袢は通し衿です。着物の衽(おくみ)に相当する竪襟がありません。長襦袢は室町時代から江戸時代にかけて登場しました。男女ともこの通し衿の長襦袢が原形であり後世になって女性の長襦袢にだけ竪襟と褄下を付けるようになりました。ですから男長襦袢は襦袢の原始的な形態を現代に残しているといえます。

男もの通し衿長襦袢を仕立てるとき長着の前幅に一寸(3.8㎝)を足しますがそれでも体格の良い殿方は身頃はもちろん襟の打ち合わせが少々苦しいかと思います。
ふくひろでは男性でも女性長襦袢(上図)のように竪襟と竪襟下をつけた仕立てをおすすめしています。竪襟を付けることによって身頃もゆっくりしますし何より襟の打ち合わせの角度が深くなると思うのです。やはり男性は襟の着崩れが一番気になるところですから…

写真上は従来の通し衿の男襦袢、写真下は女性襦袢のように竪襟と竪襟下を付けた男襦袢です。男性用の襦袢ですから もちろん身八ツ口などは開けていません。
時代に合わせて日本人の体型も変化します。和裁もその変化に対して少しでも対応したいと思っています。

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:19Comments(0)呉服なぞとふしぎ

ふくひろ 春の椿事(ちんじ) なんとも不思議な着物の話

2016年03月19日

春は花も人も着物も華やぎます。その日 お孫さんの小紋が見たいと二十年ぶりに懐かしいお客さまがご来店してくださいました。父の代からのお客さまがわざわざおいでくださったのです。お客さまもお若くお元気で当時とお変わりなく二十年前にそのまま戻ったような不思議な感覚がしました。

同じ日の昼下がり 珍しい紫根染めの櫻名古屋帯が入荷したので満を持してウィンドウに飾ると今度は三年ぶりに別のお客さまがお顔を出してくださいました。

その方には以前 紫根染めのお着物をお願いしたことがあったのです。ウィンドウの紫根染めが眼に飛び込んできて思わず吸い寄せられたのだそうです。紫根染めが呼んでくれたのですね。ひさしぶりに楽しくお話させていただきました。

着物がとりもつご縁。こんな嬉しい日があるのかと驚くと同時に祖父から父の代にかけてなんとか店を続けさせてもらってるおかげだなぁと感極まりました。なんとも不思議な着物の話。ふくひろ 春の椿事(ちんじ)でした。  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 15:54Comments(0)呉服なぞとふしぎ

獏バクの初夢 よい年をお迎えください(*^^*)

2015年12月29日

名古屋帯『獏バクの初夢』

ふくひろは12月30日からお休みをちょうだいします。2016新年は1月5日に営業します。そして1月6-7日は東京へ仕入れに行きますのでお休みちょうだいします。竺仙新作限定柄などいち早くおさえて参ります。さらに江戸好みの最新キモノ帯を見て参ります。来年も楽しい着物ワールドを展開していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:47Comments(0)呉服なぞとふしぎ

原色の坩堝(るつぼ)!締めたらどうなる?国旗カラーな夏の帯

2014年05月07日

 のどかな連休谷間に眼の醒めるような帯が入荷してきました!Σ(゜□゜;)ひゃぁ~




                『 国旗カラーな幾何文様 紗名古屋帯 』

 まさに原色の坩堝(るつぼ)!鮮烈ヴィヴィッドカラーがせめぎあっています!

 一体締めるとどうなるんでしょうか? 何とも予想がつきません ・・・ (P_=;)


 



 あれ?太鼓に結ぶと意外におとなしいんでやんすな。いるいるこんなヤツ(^へ^;)

 



 前腹はやっぱり鮮烈ヴィヴィッドだっ!手前は蛍光イエロー、ターコイズ挟んで

 向こうは真性イエロー真っ黄っ黄。挑戦的な色遣い、やはりラヂカルなヤツ!

 



 たぶんこの辺が前にきます。帯締めで江戸紫でも一色差してもいいですね。

 



   ヴィヴィッド鮮烈 国旗カラーな紗名古屋帯 見慣れてくるとイイヤツだ!

   元気よく炎暑吹き飛ばして 涼感誘ってくれるかも・・・!  b( v≦ )




  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(0)呉服なぞとふしぎ

あれは 一体 何ですか!?問い合わせ殺到!謎の巨大反物!?

2014年05月05日


 非通知匿名のお電話 あるいは道ゆくひとから 問い合わせが殺到・・・!!

  「 あれは 一体 何ですかっ!? 」  \(゜□゜;)/

 反幅 一尺八寸 約68.5センチ の巨大反物 ・・・ その正体は・・・?

 



                   『 丸帯(まるおび) 手織佐賀錦 』

 もうご存知の方もいらっしゃると思いますが 丸帯は明治大正に全盛を極めた

 一番格上の礼装帯です。長さは現在の袋帯と変わりませんが裏生地も一緒に

 織り出され両面使いが可能。これは太鼓柄なので留袖・訪問着に最適ですね。

 



  軽くてしなやか なんとも品格のある瑞雲華文。今や珍しいものとなりました。




          さすが 帯の王さま 威風堂々としてますね   *(´▽`* )


 

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(0)呉服なぞとふしぎ

京都にのぼると糸ヘン(呉服業)の血が騒ぐ!?

2013年09月07日

  京都仕入れっ!素敵な着物に出逢う予感?早くもワクワクです!b(≧▽≦)d

 




 雨の誉田屋源兵衛屋敷。朝から誉田屋の新作が発表されるのです。(((゜∀゜;)))

 




 お座敷には誉田屋八幡宮が奉られています。なんと福々しい団扇なんでしょ!

 




 今回も誉田屋弁当をいただきました。お湯葉さんが美味でした。(*^_^*)


 




 気鋭の帯匠・洛風林の新作発表会は素敵なステンドグラスのある町家にて・・・

 




 和の空間にエキゾチックな西洋の光が差し込み心地よい時間をゆっくり満喫。

 




 わっ こんな草履見たことない!ファッション雑誌Vogueの防寒草履です。

 




 町を歩くとこんな鬼瓦ならぬ猫瓦を発見(笑)今回は良い猫帯が大当たりです♪

 猫柄はファンシーニコニコじゃなくてツンとお澄ましが可愛いっ!がボクの持論。
 
 
 




 ふくひろ猫審査はなかなか厳しいのですが満を持して三匹の合格猫が登場!

 九月は猫に縁があります~ 次回 猫帯御三家ご紹介乞うご期待っ!(ФωФ)

 




 秋の新作が次々に入荷して来ています。どうぞ着物偵察においでください(笑)

       きっと素敵な着物体験が待ってると思いますよ~♪  (*≧▽≦*)

 



  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:02Comments(0)呉服なぞとふしぎ

自灯明(じとうみょう) 李惠(likei)作品展

2013年08月30日

    水墨画・書の女性アーティスト 李惠(likei)先生の作品展を観るため

    福岡市南区の長住喫茶堂にやってきました。 http://www.likeiart.com

 




                  『 自灯明 (じとうみょう) 』 李惠 書 

 人の灯りを頼りに歩くのではなく 自らが人の灯りになりなさい という意。

 




 不安な闇夜を進むのに他者の灯を当てにせず 自らが明るく灯を点(とも)して

 道なき闇の標(しるべ)になれ、だけど偉くなり人を導けというのでは決してなく

 おそるおそる日々手探りでゆっくりと歩を進めていけば 自らの道が拓(ひら)け

 おのずと人も後に続くようになる・・・という意味に感じました。素晴らしい書です。

 

 九月に京都に仕入れに上ります。十月には今までにない企画を準備中です。

 さらなる魅惑のふくひろ着物を目指して一歩一歩精進します。 m(v_v )m  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 16:29Comments(2)呉服なぞとふしぎ

人類永遠の謎!アヤメor カキツバタ?ちょっと忘却おさらい篇

2013年05月13日

 

 アヤメ or  カキツバタ ? 実は人類永遠のなぞなのでは・・・!(?へ? )

 




 去年2012年5月1日のふくひろブログ 『 いずれアヤメかカキツバタ?

 菖蒲(しょうぶ)がカオ出し大乱戦! 』で畏れ多くもその謎に迫りました!

 




 【染織図案におけるカキツバタ・アヤメ・花菖蒲の見分け方】

 ◎「八橋」がある場合 ・・・ 九割がた カキツバタ 

 ◎「八橋」がない場合 ・・・ アヤメ・カキツバタ・花菖蒲 先に言ったもの勝ち

 。。。というファジィな結論に達しました。曖昧模糊かつイイ加減な結論なので

 専門家のヒトに怒られるかもしれません。。。   <(-_-;)>ドキドキ・・・

 




 くわしくはまた昨年5月1日のブログを遡(さかのぼ)って読んでくださいませ。

 ぼくも一年経って細部があやふやだったのでおさらいしてみたのです。(^へ^;)

 そうなるとこの紗織八寸名古屋帯、 アヤメ?カキツバタ?はてさて花菖蒲?

 いずれもOKとなりますが ・・・ 果たして、真相はいかに?  (//▽//)  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 20:00Comments(0)呉服なぞとふしぎ

たわわに実る黄金刺繍★藤の花 えっ!?これが半襟!?

2013年05月06日

 咲き誇りたわわに実るほどに
に頭を垂れる藤の花


見事な黄金刺繍ゴールデン藤の花
ですね。(*^-^*)


これは季節限定訪問着?
それとも金襴緞子の総刺繍の帯ですか?


いえいえこれは絢爛豪華な総刺繍の半襟なんです!(*_*;







こんな強烈な半襟見たことないのですが…

 




 
めったにないものなので、ココでいれなきゃ
呉服屋がすたる!




襟元の最高のオシャレです。初めてスマホで打った
のでくたびれました~(;^_^A
  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 13:10Comments(7)呉服なぞとふしぎ

まぼろしの美白布 久米島紬 ユウナ染め=透明感☆無地ver.

2012年12月01日

 
 染織研究家の佐々木愛子さんの随筆でユウナ染めにふれたものがあります。

 久米島を訪れた佐々木さんは美しく透明なグレーの織物に眼を奪われました。

 その艶やかな布がグーズミ、大変珍しいユウナ染めの久米島紬だったんです。

 久米島の自然から染められる無垢で澄み切った色に心がときめいたのでした。

 現在でも更に入手困難なユウナ染め、なかなかお眼にかからなかったんですが

 やっと一反、ふくひろにやってきましたよ~♪ なんと美しいっ!\(´▽`*)/

  




 無地紬がセミフォーマルにも使われるようになって、ユウナの無地は人気高騰。

 絣や縞よりリーズナブルですが逆に製織難しく、人気に反して生産僅少。(T_T)

 




         久米島は沖縄本島から飛行機で30分 絶海の孤島です。

 




 ユウナ染めは黄色い花のオオハマボウ即ちユウナの樹の幹で染めるのです。

 




 ユウナの幹を炭に焼き、粉に砕いて甕の中で豆汁と混ぜて長時間発酵させた

 白濁色の染液に何度も浸ける作業を延々と続けます。根気のいる仕事です。

 




 見ていると吸い込まれそうなパーフェクトピュアなシルバーホワイト。綺麗です。

 塩瀬名古屋帯でも あまり重たくない有職唐織袋帯でも品良く合いますね。

 




 証紙にペンで「ユウナ」と直接書いてますよ!本物本格ゆえの豪快さですね~

 断っときますけど ボクが勝手に書き込んだんじゃないですからね!<(^□^;)

 




 佐々木愛子さんは ユウナ染めのえもいわれぬ玲瓏たる輝きの根源は

 久米島の雄大な自然と 島の人々の素朴で純朴な気持ちにあるのだと

 気づき深く感動されたそうです。まさに澄みきった純真無垢の織物ですね。

   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(2)呉服なぞとふしぎ

チェロ? ホルン? 秋の夜長の音楽会♪ ふくひろ秋の予告篇 

2012年09月09日

            風立ちぬ ・・・  京都へ 秋の仕入れ に行ってきました。



 


        見事な秋の七草ですね   染めの重たい塩瀬名古屋帯です。 

 ガチガチの古典柄ですが 鶸(ひわ)色リーフグリーン が新しい色彩感覚です。

 




   チェロ? ホルン? 秋の夜長の音楽会  全通染名古屋帯なのです♪

 




     小紋です・・・ 見たまんまの センスオブワンダーな 染着尺です。 

 




   濃紫の蛍絞り小紋  ぼやっと ドット柄が 本当に 蛍の光にみえてきます。

  




    明綴(みんつづれ)の九寸帯に ターコイズの お花のアーチの総刺繍です。

 




                 夢にでてきそうな帯ですね ・・・ (^-^)

 




   さきほどの 蛍絞りの小紋に 合わせてみました。<(^_^;)ドウデショウカ?

 




        9月26日(水)から 『 はじめてのつむぎ展 』 が 始まります。

        木綿の着物も 少しずつ ビビッド新柄が 入荷してきました。

 




      11月9日(金) から 12日(月) まで   ふくひろ 二階 にて

    誉田屋源兵衛 『 叶
かなう 展 』 も 決定しました。 ご期待ください!

      

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:25Comments(6)呉服なぞとふしぎ

まさか、つるの恩返し? 古今東西 一番珍しい織物って何?

2012年08月24日

                     

             これは キモノの世界のヒトにも ぜひお聞きしたいのです ・・・ <(-_-:)

       いままで見た 紬(つむぎ)で 一番珍しいもの って何ですか ?

 これはとても難しい質問ですねぇ、自分で振っといてなんですが・・・ そもそも伝統織物自体が貴重なものばかり・・・

 アッシ織り、南部紫根染、越後上布、結城紬、葛布、藤布、山陰の絣、烏城紬、久留米絣、芭蕉布、花織 ・・・etc

 以前 いちど所蔵品で 『 15・5ヨミ 9マルキヒトモトの大島紬 』  を見たことがあります。

 大島紬は日本の絣文化の極北であり、最も絣が細かく美しい織物です。ヨミやマルキの解説は複雑怪奇なので、

 また場を改めますが 「15.5ヨミ 9マルキヒトモト」の絣は もうほとんどオリンピック世界記録級の数字なのです。

 むかし 大島紬の織元の社長とお酒を飲んだ時 その話をすると  「魔法にかけられたんじゃないの?」

 と笑われました。それくらい不可能な数字なんですね。確かにヨミ(たて糸の数)は瞬時にはわからず、もしかしたら

 「18ヨミ」だったのかもしれません。18ヨミでもスゴイんですが・・・その大島の絣はジグソーパズルのピースのように 

 びっしりと組み込まれていて柄物というよりほとんど無地感覚に近く 神レベルに精緻な絣技巧工芸の逸品でした。

 八丈島の小さな泥の沼で染められる真っ黒な黄八丈、 黒八丈 も珍しいですね。  たてよこ真綿紬糸を使った

 モロ真綿の久米島紬 も数少ないし、透明感溢れる 白い久米島紬 ユウナ染め も稀少なのです。

 ぼくは見たことないのですが 東シナ海に浮かぶ 甑(こしき)島 に伝わる 芙蓉布 (ビーダナシ) という

 織物があるそうです。芙蓉の繊維を手織りして ピンクの芙蓉の花で染めるそうです。ひとめ見てみたいですね。

 
  さて ぼくは修業時代たったいちどだけ いままで見たことも聞いたこともない織物に 出逢ったことがあります・・・

 それは何の変哲もない無地風の紬織物でした。野趣溢れる節糸で織られた暖かみのある風合いを憶えています。

 これは何かと問うと はっきりとはわからないが どうも白鷺の羽毛を糸に織り込んでいる・・・というのですっっ!?

 「 サギぃ~? あの鳥の鷺ですかァ? 」 と思わず素っ頓狂な声を張り上げてしまいました。

 値段もとても高価だが何より滅多と織り上がって来ない珍品とのこと。鳥の羽根って一体どうやって入手するの?

 名前を尋ねると 『 アマサギ 』 らしいとのこと 「 あわゎ あまさぎ!? 」 まんまやん・・・

 そんなこんなで修業を終え家業を継ぎましたが その後『謎のアマサギ織』を見かけたことはついぞなかったのです。

  *** ところが過日 とある紬問屋さんで 「 あわゎ あまさぎ!? 」と ひょんな再会を果たすのですっ!!

     カメラは ついに なぞの紬の正体を捉えた!証拠写真はこれだっ!

 




  正式名称  『 天鷺ぜんまい織 』 あるいは 『 天鷺白鳥織 』  というのだそうです・・・

 秋田県の天鷺(あまさぎ)村に細々と伝わる特A級稀少織物。年間製織わずか数反、そりゃあ見かけんわ・・・(^□^;)

 山菜のぜんまいの綿毛や白鳥など水鳥の羽毛を手紡ぎ糸に織り込み 不思議な独特の風合いを醸し出しています。

 なぜに白鳥の羽根かというと水鳥の羽毛の撥水効果があるそうです。防水加工いらずの天然素材かい!(≧∀≦)

 過去の染織文献などにもほとんど登場したことがなく マイナー中のどマイナー です。 えっ ちょっと待って!?

 は、白鳥?サギの羽根じゃなかったっけ?どうも記憶が混濁しているようです。たしか白鷺の羽毛と聞いたような・・・

 しかし民話 「つるの恩返し」 を地でいく伝統織物が日本に本当にあったとは。。。こんな珍しい紬に出逢えたたのも

 白鳥の・・・いや 白鷺の恩返し のおかげでしょう!なぞはまだ残りますが・・・<(;=_=)>白鳥?サギ?

 

 

 

 

   
 

   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 19:37Comments(4)呉服なぞとふしぎ

東と西ではキモノの柄行きがちがう!? 東京仕入れに行きました

2012年03月11日

                    東京に 仕入れに行きました 。。。 

 



            ↑ 証拠写真デス。 実際には神田でしたが・・・   <(=_=;)帰りに銀ブラしちゃいました。。。
  
 なんで キモノ処 京都を飛び越えて 東京なのかといいますと 東と西では キモノの柄行きがちがうんですね。

 一概にはいえませんが、 東は 「あっさり渋め」系、 西は 「こってり派手め」系 ・・・ といわれてきました。

 東と西では 商品の流れがちがうので 東の「あっさり渋め」系 は東京まで足を運ばないと入手できないんですね。

 最近は関東からこちらに来られるお客さまや、 関東方面で キモノをお召しになるお客さまも増えてきました。

 雑誌メディアに登場するキモノはどうしても 東の柄行きなので 「江戸」好みのキモノの要望が多くなっています。


 「江戸」好みの あっさり訪問着や 新たに型紙を起こした 新作江戸小紋 、

 関東方面にしか流通しない紬  などなど  続々と 入荷してきますので~ 

       どうぞ また お遊びに お立ち寄りくださいませ  m(^ー^)m  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 11:45Comments(0)呉服なぞとふしぎ

並んでます ・・・ (゜□゜;)?

2012年03月05日

                    な、 並んでます ・・・ (゜□゜;)? 

 




 人気ラーメン店の行列っ? ディズニーランドのアトラクションの時間待ちでもないですねぇ~Σ(p_=;)???

 これから ここで繰り広げられるのは 稀少伝統織物 仕入れバトル なのですっ!!(゜゜;)ひえ~

 




 重要無形文化財保持者、染織界の工芸会会員等 染織作家の先生方の 選りすぐりの作品が一挙に出品される 

 年に一度の大きな発表展なのです。各地の伝統織物から贅を凝らしたとっておきが揃います。壮観です。(vv)


 「風雲たけし城」みたいに 全国から集まった呉服屋さんが せ~ので 走ります!なんと早いもの勝ち!(*_*)

 「とっておき」 をゲットするのはまさに 至難のわざ ・・・ 良い物って ホント数少ないですから~ Σ(-_-;)

         えっ?  ぼくですかァ?  な、なんとか 思っているものは ゲットできました・・・

         なんせ 始発に乗って 駆けつけましたから~ (=w=;)
あやうく 寝坊するとこでした・・・  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 20:00Comments(4)呉服なぞとふしぎ

はてな?さてな?  呉服クイズ ですっ!

2011年12月05日

 

                            呉服クイズ ですっ!

 




 【問題】 これは九寸名古屋帯です。この帯の種類は 次のうちどれでしょう?

       A : 手描き友禅 染め名古屋帯

       B : ローケツ染め  染め名古屋帯

       C : 織名古屋帯



    えっ ? なんか よくわからない?  よ~く みてくださいよ~ (Pv^)

 





                    ぺらり ・・・ めくると ・・・

 




 ああ~っ 緯糸(よこいと)が~っ!! 織ってるっ! 織物ですっ! (@□@;)

 
  したがって  正解は ・・・ 「 C : 織名古屋帯 」  です!


   一見、 染めに 見まがうほど 細かい織り・・・早く だれかに 見せたくて ウズウズしてました~  ♪(^ワ^ )

   えっ? 意地がわるいって?    そーですよ(笑)、   イジワル呉服屋ですから~   (^皿^;)

 
 

 


 

   

   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(4)呉服なぞとふしぎ

羽裏 ・ 肩裏 コレクション ~みえないトコロがお洒落です~

2011年11月27日

  
  風が冷たくなってきましたね。今回は 羽裏(はうら)・肩裏(かたうら)・・・つまり、羽織やコートの裏地について・・・

  羽裏羽織(男女共)の背中部分~袖裏に当てる裏地、肩裏は女性の道行コート道中着に当てる裏地なんです。

  ご存知の通り 羽織コートを羽織っていると 裏地なんて見えやしません。  だけど 普段見えない 羽裏・肩裏の柄には 

  絢爛豪華、 奇想天外洒落っ気たっぷり のびっくりするようなものが た~くさんあるんですっ!!

  むかしの羽裏を集めて 展示される美術展もあるくらいですから。そもそも 江戸時代の 「 奢侈(しゃし)禁止令 」

  によって 華美・贅沢が禁止され 見えない裏地のお洒落が 「 粋(いき) 」として 日本人に定着したといわれてます。

  羽裏・肩裏・八掛・長襦袢・・・ 現代日本でもみえないところにテッテー的に凝るのは オッシャレ~!と思いませんか?


  


 

                               「 鬼の酒盛り 」

        鬼は地獄の番人です。 鬼がまじめに働いていたら 戦々恐々、とっても おそろしい世の中ですよね? 

        でも 鬼が お酒を呑んで 遊んでいたら・・・?  それはすなわち 「 平和 」 だってことなんです。

        こわい鬼さんには いつまでも 楽しく 呑んだくれててもらいたいものですね。     <(^-^ )

        これは 男ものの羽裏です。 はらりと羽織を脱げば こんな洒脱な羽裏が ちらり。。。なんて・・・

        パーティー会場、結婚式場、宴席のお座敷などで 老若男女に もォモテモテですね~ (=^w^=)

 




                         「 きつねの 嫁入り 」

 




     晴れてるのに さあーっと 雨が降りかかる 不思議な お天気雨 を きつねの嫁入り っていいます。

     綺麗に着飾った きつねの花嫁さんが とても可愛いですねぇ。 この珍しい肩裏は やはり女性向けでしょう。

 








          
    
         「 格天井 」                    「 景徳鎮の壺 」

        これは どちらも 「 摺りの友禅 」 です。 何十枚も 型紙を 摺り合わせながら 染めていきます。

        「 摺りの友禅 」の肩裏は 本当に 数が少なくなってきました。 染めに なんともいえない重みがあります。
 
 










       「 鳥獣戯画 」                       「 むじな菊 」

    古典的かつ 風雅なれど ユーモラスで笑いが込み上げてくるところが チョージューギーガー のいいところです。

    「 狢 むじな 」 って どんな動物か 知ってますか? アナグマ か タヌキ か 実は はっきりしないんです。

    大正時代、タヌキ猟禁止の山で逮捕された猟師が 「 自分が狩ったのはムジナ !」 と裁判で 強く主張!

    すったもんだで モメにモメて 最後には 無罪を勝ち取った・・・なんて ウソのようなホントの話まであるんです。

    狢菊〈 むじなぎく 〉は 敷き詰めた菊の花びらが 狢〈むじな〉の毛並みに似ているところに 由来しています。

    菊の花びらのように 美しい毛並みの動物って アナグマ? タヌキ? 最高裁まで争わなくては! (>w<)


     羽裏 ・ 肩裏 ・ 長襦袢  。。。  みえないトコロが お洒落 ですっ!

 

 

         

          

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(8)呉服なぞとふしぎ

漢字クイズ ですっ!

2011年10月24日

        漢字クイズ ですっ!  次の漢字は 何と読むでしょう?



                              「 蔟 」




               *    *    *    *    *    *

               
           ぞっ・・・  ぞくぅ?      ・・・・ ちがいます ・・・  

         これは 呉服屋のブログです。    湘南爆走族のブログではありません。  (-_-|||)


                   正解は ・・・    「 ま ぶ し 」

 
     えええ~ ??    「 まぶし 」  って なんですかぁ !?     ((( ゜Q゜;))))



  




              こ、 これが  「 ま ぶ し 」  だっ ・・・!!

             「 ひつまぶし 」 でも 「 牛まぶし 」 でもありません ・・・<(^~^;)

             蚕(かいこ) が 繭(まゆ) を作り始めるとき  同士が  引っ付かないように

             間仕切る 枠 ・・・というか  「部屋」 ? シングルルーム なのです。(T_T;)

    木や段ボールで作ったものから 網状のものまで あります。 回転蔟(かいてんまぶし) というのは 

    まんま、回転式の まぶし なんですが  天井に吊るしておくと 自然とゆっくり 回転するそうです。

    カイコは 上へ 上へ と移動する習性があるので その重みで 観覧車のように ぐるん ぐるん と大回転。

    そのうち 均等に 仲良く 部屋割りができるそうです。不思議ですね、いちど 見てみたいです。 (Pv^)

    シングルルームといいましたが もしもツインルームになったら ど~なっちゃうんでしょう? (゜◇゜;)ドキドキ・・・

    二匹のカイコが ひとつの部屋で ひとつの繭(まゆ)を作ったものを   玉繭(たままゆ)   といいます。

    玉繭から紡ぎだされた 丈夫な、ふしくれだった糸は 玉糸(たまいと)。主にざっくりした風合いの紬に使われます。


                 *    *    *    *    *     *    


    話は 突如 ぶっ飛びますが 子どものころ テレビで見た映画で 「 モスラ 対 ゴジラ 」 というのがありました。

    宝田 明 や ザ・ピーナッツ が 出演してた と思います。  ふ、古い ・・・ トシが ばれます ・・・ (^□^;) 

    このときの ゴジラが またとんでもなく凶悪で 卵を守ろうとした 親モスラ も 呆気なく やられちゃうんですね。

    妖精役の ザ・ピーナッツ も 双子なんですが  孵化した モスラの幼虫 も なんと  双子 なんですねっ!

    双子の息の合った連携プレーで 敵討ちっ! 二匹の吐き出すネバ糸に巻かれて さしもの ゴジラも 海中へ ・・・ 

    ココで はたっとはたかれるヒザガシラ・・・  この双子モスラの 吐く糸 って  玉糸(たまいと)!?

    高密度で 強靭な 玉糸 だからこそ あの凶悪ゴジラも やられちゃったんですねぇ~ (^ー^ )ナットクデス ・・・ 
             

             

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(4)呉服なぞとふしぎ

June Bride 六月の花嫁の ・・・ 母の衣装は??

2011年05月16日

 
 ジューンブライド 六月の結婚式は やはり人気なんでしょうね。 ヨーロッパでは 六月の花嫁は幸福になれる という

 伝承に基づいているのだと思いますが 呉服屋としては 六月の婚礼は悩ましい時期だと思います。  (;^~^)A 

 一番多いのが 新郎新婦のお母様&仲人さんからの質問 ・・・ 「 一体、どんな留袖を着ればいいんですか? 」

 これ、なかなかキビしい質問ですねえ・・・ なにせ 六~七月は 季節の境界線 ボーダーライン ですから・・・。


 





 

  
 






 


 たまたま めずらしいものが入荷しました・・・ そう、 これは  絽の留袖  なんです。

 絽の留袖は 盛夏 いわゆる 七月・八月 に着るものだと キモノの本には よく書いています。

 とすると  ジューンブライド 六月の花嫁の母親は 「 単衣の留袖 」 ってことになりますよね。

 胴裏と八掛をとって 単衣仕立てに・・・比翼はやはり付けますから 「涼しくなる」というより「軽くなる」という感じ?

 そうなると みため袷と大差ないので せめて帯は絽の礼装袋帯か絽綴(ろつづれ)を締めて涼感をだしてほしいです。

 しかし現実問題、 実数の少ない単衣夏物の留袖を揃えることは大変なことなので 会場が冷房完備という前提のもと、

 あえて 袷(あわせ)の留袖に統一するところもかなり多いと聞きます。かといって せっかくの我が子の婚礼なので

 ちゃんと正式にしたいというかたもいらっしゃいますし・・・     う~ん むずかしいところです・・・。

 個人的な意見ですが 六月の婚礼はあえて季節の早取りで 「絽の留袖」でいいのではないかと勝手に思ってます。

 六月といえど いまや温暖化でかなり暑いので 早めに ぱっと夏仕様に切り替えていいんじゃないでしょうか?

 もちろん その日、その年の 時候、気温を 考えながらという条件付きですけど・・・。

 お茶会のお着物や紬や小紋のおしゃれ着は 単衣から絽を経てこまやかな季節感をかもしだすというのが眼目であり、
 
 楽しみでもあると思うんですが、 第一礼装着留袖においては 五・六・七月のわずか三ヶ月に 袷→単衣→絽の段階
 
 を踏むのはけっこう至難のわざだと思うのです。かといって季節感があやふやになってしまうのもどうかと思いますし・・。

 今回 どうも歯切れが悪いですねぇ    堂堂廻(どうどうめぐ)りしてますぅ~    ξ(@_@:)ξ

 これは やはり なかなかの難問です。  実は とんでもない パンドラの匣(はこ) を開けてしまったのでは・・・?

       だまって このまま 閉めちゃいましょうかぁ~ ???        ☆=(;>_<)    

 

 

 
        

Posted by ふくひろ 若旦那 at 06:00Comments(2)呉服なぞとふしぎ