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 喜如嘉の芭蕉布 ~ 平良美恵子先生と再会できました!

2011年04月18日

       蝉の羽 (せみのはね) のような かろやかさ・・・    古来より伝わる古代原始布 の王さま・・・

       琉球染織ファン あこがれの・・・    そう 、     喜如嘉 きじょか の 芭蕉布 です・・・!!! 

  芭蕉布の 平良 美恵子 先生  と  京都で お会いできたのでした・・・!


 





  何年か前  呉服組合の視察で 沖縄を訪れたとき  平良美恵子先生 に 大変 親切にしていただき、

  とっても  大きくて  とっても 美味しい ハンバーガー を ご馳走に なったのです。  \(^▽^)/

  個人的にも 芭蕉布 あこがれの大ファンであり     琉球染織ミーハーでもある ぼくは 

  尊敬する先生を前に   もォ~ キンチョーメロメロなのでした・・・。   ~(=^□^=)~  

  




                         『  ダキンフシー  ( 竹の節 )  』

   ここで ふくひろの 芭蕉布たち を紹介させてください。  空に向かって ぐんぐん 伸びてゆく

   青竹の節(ふし)を 表現した 繁栄 を意味する 絣図案 、 九寸名古屋帯です。

   芭蕉布の着尺 キモノは なにはともあれ 最高峰なのですが、 まずは 名古屋帯からが おススメです。

   お持ちの 絹上布、 麻上布 など 薄ものの織物に 芭蕉布の帯を締めると 琉球の風をまとった装いに・・・。

 




                        『 アケーズ ( 蜻蛉  とんぼ ) 』 

 蜻蛉(とんぼ) は どんどん まえへ まえへ 前進 する 縁起のよい勝ち虫 だと 先生に教えていただきました。 

 濃淡のかすりで 織り出された 蜻蛉の列をみていると ほんとうに大空を 雄大に 飛翔しているかのようです。

 




 
                         『 アササ ( 蝉 せみ ) 』


  蝉(せみ)は  何度も 何度も 再生する 永遠の象徴 だと  平良先生は おっしゃいました。

  たしかに  土のなかの生活も 昆虫とは思えないほど 長寿長命 ですものね・・・。大地の生命力 あふれてます。

  しかし なにより この 琉球藍 で 織り出された えもいわれぬ 絶妙の色・・・!素晴らしくないですか・・・!?

  

 
 琉球藍で 織られた アササ(蝉) は 本当に珍しいです。


 ぼくは はじめて みました。  もォ~ メロメロ です・・・。






       何度 眺めても  琉球藍を 含んだ 芭蕉の糸は 不思議な色ですね・・・

       藍とグレーの 混じった色・・・なんて表現すると あまりにも単純すぎて・・・
       
       なにか 年代を経た 鉱物の色 のような 深みがあります・・・

       緯糸(よこいと) に 琉球藍 で染めた 芭蕉の糸を使うと この色が発現するそうです。  

       独特の色なので 淡い色の 上布 にも 濃い地色の 夏紬 にも 両方合いますね。


        平良美恵子 先生に 滅多とない逸品を ご紹介いただき 感謝感激 です。

        今回は 最初から 最後まで  もォ~メロメロ しっぱなしなのでした~  (☆~☆)    

 
 


 


         

  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 06:00Comments(4)『 キモノびと 』 探訪