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ぶくぶく あぶく ・・・ 絞りの金魚 ・・・ ?
2011年06月25日
これは ・・・ 絞りの ・・・ 金魚 ・・・?
絽目になってますねぇ~
夏きもの ? 絽の染め帯でしょうか ?
いえいえ 実は ・・・ 帯揚げ なんです 。
綺麗に 絞った 金魚 の あぶく ・・・ 帯締めは ・・・
オキテ破りの コバルトブルー ・・・
深海層の 蒼〈あお〉 ですねぇ ・・・
あっ 深海では 金魚 住めないっっ ? <(^-^;)
涼しそうですっ! 小千谷縮 〈 おぢやちぢみ 〉
2011年06月22日
小千谷縮〈 おぢやちぢみ 〉が入荷 してきました
この 藤色パープルの無地 と
淡(あわ)~い 青磁グリーン もあります。
小千谷縮は 男性はもちろん女性にも人気ですね。 かろやかで 涼しげで リーズナブルなところも 人気の秘密です。
でも 「 おぢやちぢみ 」 って ひらがなで書くと なんか 可愛くないですか? (≧▽≦)
道端ジェシカの浴衣って 何の花? 夏ゆかた★百花涼乱!後篇
2011年06月13日
なっ 何の花 なんでしょうか・・・? はずかしながら わかりませんでしたっっ <(ー_-;)>
この浴衣は 古典的 かつ 斬新な図案で 異彩を放つ 「 紫織庵 しおりあん 」 の新作です。
MAQUIA 〈マキア〉 という女性雑誌で モデルの 道端ジェシカ さんが 着用する柄なのです。
・・・で、 恥をしのんで 問い合わせてみました。 正解は・・・ プルメリアっ・・!! (@0@;)
『 プルメリア の花 』
南国ハワイの花 だったんですね。 松田聖子の映画 「プルメリアの伝説」は むかし観たんですが~ Σ(^~^;)
白くちいさな花がカワイイです。 長楕円の緑の葉に 鮮やかなナチュラルカラーが 色とりどりに 染められて
まさに 「 異国の夏 」 って感じ。 スポーツウーマンでもある道端ジェシカさんにぴったりの躍動感溢れる図案です。
『 阿吽〈あうん〉 の龍 』 『 あやめ の 紅型ゆかた 』
狛犬みたいに 阿吽〈あうん〉の龍って 珍しくないですか? 双龍の合い間に 浮かぶのは 宝尽くしの御物、
宝物の 詰まった 土蔵の鍵 なんです。 金運に恵まれる 縁起のよい柄 なんですよ~ (^^)
『 あやめ の 紅型ゆかた 』 は 「 美しいキモノ 2011年 夏号 」 にも 掲載されています。
顔映りが ぱーっと あかるくなる うき うき してくるような 図案ですね 。 色の メリハリも 効いてます。
『 竺仙 みどりの菊尽くし 』 『 竺仙 妖艶更紗 』
「 竺仙ゆかた 」 二連発 です。 『 菊尽くし 』の図案は 以前 紺地のコーマ生地のものがありました。
それも 紺白の対比が鮮やかで 素晴らしかったんですが 今回の綿絽に新緑グリーンは がらりと イメチェンっ!!
こんなさわやかな 菊の柄って はじめてみたんですけど~ 総柄なので 身にまとうと 爽やか & 華やか です。
この黒地の更紗 竺仙っぽくないでしょう ? どこか幻想的な雰囲気がただよって・・・ いやあ 好きな柄ですね~
『 ワインレッド の 鉄線 』 『 芙蓉 ふよう 』
鉄線〈てっせん〉 は 「 色 」 に 惚れました。 ワイン色の 浴衣 って あまり みたことないです。
この 芙蓉〈ふよう〉の 図案は 紫織庵 の傑作 ですっ! 浴衣 というより 優雅な 夏小紋 の風格 です。
『 ピンク の 薔薇 』
これも 「 美しいキモノ 2011 夏号 」 に 掲載されている 紫織庵 の新作 です。
ディフォルメされた ピンクの薔薇が いままでにない レトロモダンな 世界を 創りだしてますよね。
薔薇のピンクはそれほど目立たず 逆に 蔓(つる)のグリーンが鮮やかに引き立ち とても キュートです。
『 夏ゆかた ★ 百花涼乱! 』 もしかしたら まだ つづく・・・かも ???
でっちくん解説篇 なまむぎ・なまごめ・なまつむぎの秘密
2011年06月05日
いつも 『 反物 くる くる でっちくん 』 読んでもらって ありがとうございます。 m(^-^)m
本来なら 『 夏ゆかた★百花涼乱! 後篇 』 を お届けするはずなのですが~ ・・・
なぜか 『 でっちくん 』 が 先に なっちゃいました~。 ξ(^~^:)
・・・ というのも まだまだ 到着してない 秘蔵の 極上ユカタも ありまして、 あせらず
じっくりと 楽しんで ご紹介していきたいなァと・・・。 夏は まだ長いですからぁ~
さて、 今回の 『 反物 くる くる 6 なまむぎ・なまごめ・なまつむぎ 』 ですが
ちょっと わかりにくいのではないかと ・・・ とくに 「 なまつむぎ 」 の部分が・・・。
ということで はじめての 『 でっちくん 解説篇 』 です。
盛夏の名古屋帯 二本 並べてみました。
左が 「麻 あさ」 の名古屋帯 右が 「生紬 なまつむぎ」の名古屋帯 ・・・
どうです? 似てますか? 生紬は 柿渋などで染めたものもありますが 生成りの自然色のものは麻と 瓜二つ。
でっちくんならずとも 見間違うかもしれませんね。 麻は 植物繊維 、 生紬(絹)は 動物繊維 です。
ぼくらがふだん眼にする 白く美しい光沢の絹糸は 生糸(きいと) という加工前の バリバリゴワゴワした 絹糸を
精錬(せいれん) 、つまり 脂肪タンパク膠(にかわ)質を取り除いて はじめてあのやわらかさが生まれるんですね。
生紬(なまつむぎ) は 涼感をだすため わざと そのバリバリゴワゴワを 調節して 糸に残しているんです。
精錬(せいれん)をもう少し詳しく説明すると 生糸から セリシン を 落とし フィブロインを残す・・・ということです。
イメージするなら モスラっ! モスラの幼虫の鼻(いや口吻?)を思い浮かべてください。えっ 古すぎてワカラナイ?
だったら、仔豚ちゃん、ブタの鼻を 真正面から 落書きしてみてください。 (00) ← こんなカンジ?
ふたつのブタの鼻の穴が 二本の繊維素 フィブロイン です。 二本並んだ 繊維素 フィブロインの周囲を
膠(にかわ)質のセリシンが包みこんでいます。 絹糸の断面は まさに モスラの鼻 いや ブタの鼻 状態ですね。
さっきから セリシン がいらない、いらないと 悪者扱いですが じつは 最近 話題の シルク石けんの原料は
セリシン なんです。 バリバリゴワゴワの セリシンは 美肌効果 バツグン みたいですよ~ (^-^)
次回は いよいよ 『 夏ゆかた★百花涼乱 後篇 』 を お届けできると 思いま~す !
乞う ご期待・・・ してくださ~い ! \(=^▽^=)/
反物 くる くる 6 ~なまむぎ・なまごめ・なまつむぎ~
2011年06月05日
反物 くる くる でっちくん 梅雨入りをひかえ 店頭にも 夏の帯や着物が並びはじめました。
でっちくん 呉服店の雰囲気にも少しずつ慣れ お客さまの応対も なかなかサマになってきました。
・・・・・。 とりあえず み、 みかけは・・・ですねええ・・・ (^~^;)A
あっ お客さまです。 「 いらっしゃいませ・・・。」 おおっ でっちくん 堂々としています・・・!
よくぞ この短期間に これだけの風格と気品を・・・。 口元には ちいさな笑みさえ たたえています・・。
お客さまは 盛夏のなごやおびを お探しのようです。生成りの名古屋帯を差して でっちくんにたずねました。
「 これは、麻(あさ) ですか? 」 「 はいっ そうです。 」
素晴らしいっっ 即答 ですっ! お客さまは となりの やはり生成りの名古屋帯を手にしました。
「 これも、麻(あさ) ですか? 」 「 はいっ そうです。 」
血相をかえて 店の奥から せんぱいくん が あわてて 駆け込んできました!
「 す、すみませんっ それは 麻(あさ) ではなく 絹(きぬ) です! 」
えええ~ と お客さまとでっちくん ふたりそろって ビックリ仰天 です。
狼狽しながらも必死で体勢を立て直そうとする でっちくん。ブレイクポイント一歩手前、まだ挽回の余地アリ?
「 あははは なにいってんですかア~ こ~んなバリバリの正絹が あるわけないでっしょ? 」
でっちくんの口元にたたえた小さな笑みも もはや ヒキツッて バリバリです。
「 いやいや これはだなあ 生紬(なまつむぎ) といって 涼感をだすために わざと
絹糸に ざっくりとした風合いを残して 織ってるんだ。 麻じゃなく れっきとした絹なんだ・・。」
非情な せんぱいくんの裁定に ブレイクどころか もはや 木っ端微塵《コッパミジン》 の でっちくんです。
「 な~にいってんですか なまつむぎなんて きいたこと ないですよォ~
なんなんですかあ なまむぎなまごめなまつむぎ ですかあ~!? 」
赤面・泣きベソ・パニクッて ついに 馬脚をあらわした でっちくん。 呉服の道は まだまだ険しいですよオ~・・・
でっちくん 呉服店の雰囲気にも少しずつ慣れ お客さまの応対も なかなかサマになってきました。
・・・・・。 とりあえず み、 みかけは・・・ですねええ・・・ (^~^;)A
あっ お客さまです。 「 いらっしゃいませ・・・。」 おおっ でっちくん 堂々としています・・・!
よくぞ この短期間に これだけの風格と気品を・・・。 口元には ちいさな笑みさえ たたえています・・。
お客さまは 盛夏のなごやおびを お探しのようです。生成りの名古屋帯を差して でっちくんにたずねました。
「 これは、麻(あさ) ですか? 」 「 はいっ そうです。 」
素晴らしいっっ 即答 ですっ! お客さまは となりの やはり生成りの名古屋帯を手にしました。
「 これも、麻(あさ) ですか? 」 「 はいっ そうです。 」
血相をかえて 店の奥から せんぱいくん が あわてて 駆け込んできました!
「 す、すみませんっ それは 麻(あさ) ではなく 絹(きぬ) です! 」
えええ~ と お客さまとでっちくん ふたりそろって ビックリ仰天 です。
狼狽しながらも必死で体勢を立て直そうとする でっちくん。ブレイクポイント一歩手前、まだ挽回の余地アリ?
「 あははは なにいってんですかア~ こ~んなバリバリの正絹が あるわけないでっしょ? 」
でっちくんの口元にたたえた小さな笑みも もはや ヒキツッて バリバリです。
「 いやいや これはだなあ 生紬(なまつむぎ) といって 涼感をだすために わざと
絹糸に ざっくりとした風合いを残して 織ってるんだ。 麻じゃなく れっきとした絹なんだ・・。」
非情な せんぱいくんの裁定に ブレイクどころか もはや 木っ端微塵《コッパミジン》 の でっちくんです。
「 な~にいってんですか なまつむぎなんて きいたこと ないですよォ~
なんなんですかあ なまむぎなまごめなまつむぎ ですかあ~!? 」
赤面・泣きベソ・パニクッて ついに 馬脚をあらわした でっちくん。 呉服の道は まだまだ険しいですよオ~・・・