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秋の単衣に 渋好みの浴衣!? 夏ゆかた★百花涼乱!番外篇
2011年07月07日
金魚の 花丸 ・・・
珊瑚の 丸紋 ・・・
龍宮城 みたいですね ・・・
「 素敵な 夏きものと ゆかたの会 」 たくさん ご来場いただき 本当にありがとうございます。
七月は 浴衣シーズン真っ盛り です。 「 夏ゆかた★百花涼乱! 」 で紹介できなかった 浴衣たち、
遅れてやってきた 浴衣たち、 ご披露させてください。 みんな 出番を 待ちわびています~ (>▽<)
「 龍宮 の 金魚 」
どことなく 幻想的ですよね。 珊瑚や、水中花みたいな花丸があったり・・・ 海の中に 金魚は いるかなぁ?
どこかヘンなのですが、ず~っと 海の底の 龍宮城なら 金魚が 輪になって 舞ってるかもしれませんよね?
この浴衣の チャームポイントは 洗える素材・・・ 発汗性のすこぶるよい ポリエステルだというところです。
ネットに入れて 洗濯機で ジャブジャブできます。この生地で 春先のちりよけ長コートや 小旅行用の長羽織を
つくるかたもいらっしゃいますよ。 幻想的なくせに ちゃっかり 実用的な浴衣〈ヤツ〉ですねぇ~ (^~^;)
「 理想的ホタル 」
多すぎず 少なすぎず 光りすぎず そうかといって 物足りなくもない・・・ 理想的な 蛍(ほたる)の浴衣です。
綿麻のざっくりした生地に 鮮やかなススキの藍色がのっているからこそ 蛍の飛翔が映えるんですね。
「 鉄線の 似てない双子 」
全然 似てないんですけど 上のふたつの鉄線は 実は双子の姉妹 ・・・ 図案・型紙 が 一緒なんですっ!
上のおしとやかな お姉さんは アクアマリンの綿紬地に白抜き、下の活動的な妹は 生成りの綿麻に鮮烈の紫。
正反対のふたりですが どちらも人気の美人姉妹です。(^^) 鉄線の弦(つる)がのびやかに巻いて綺麗です。
「 なぜか さくら 」 「 青もみじ 」
夏真っ盛りなのに なぜか さくら? いいじゃないですか、桜は万節の花。桜好きは年中、身にまといたいものです。
紅葉(もみじ)の季節は 秋じゃないの? いえいえ 「青もみじ」は 涼感さわやかな 夏の風物詩です。
「 菊 尽くし 」
万寿菊に 狢菊(むじなぎく)、写真には 写っていませんが 乱菊も はいってます。見事な 菊尽くし です。
こんな 渋好みの浴衣 は お祭りや 花火大会を 過ぎても 秋の単衣として 九月中旬まで 活用できます。
まだ残暑厳しい秋の端境期 お稽古着や ふだんの着物に つなぎのリリーフピッチャーとして 大活躍だと思いますよ。
それでは このダークブルーの 「 菊尽くし 」を筆頭に 秋の単衣にも最適な 「 渋ユカタ 四天王 」 を ・・・
「 竹に 秋草 」
平安時代の屋敷や寺社に そなえつけられた 日よけ雨よけの格子戸を 「 蔀 しとみ 」 というんですが、
どことなく そんな雰囲気を醸しだしている 渋ユカタ です。 まさに 「 秋の 夜長~ 」 って 感じ です ・・・。
「 天然テイストの 更紗 」
ベージュの綿麻生地に 単色染めの更紗 なんですが キモノで探すと ありそうでないかも ・・・ ですねぇ~
やりすぎない、くどすぎない、ギリギリの線の天然テイストです。帯で一色(ひといろ)プラスして 個性発揮、 ですよね!
「 青磁の 菊唐草 」
青磁器のひんやりクールな風味伝わる菊唐草・・・ 実はこのゆかた、色あでやかな 紅型ゆかた の一種なんです。
ここまでくると 帯は白地の名古屋帯がいいですね。紅型ゆかた なれど 「 渋ユカタ 四天王 」 に殿堂入りです。
ゆかたシーズン いよいよ到来 ですね~
街に色とりどりのユカタがあふれます。
いまから わくわく ですね ~ (^-^)