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ダイヤモンド宝尽くしっ?藤間裕志朗 凜(りん)の会2012

2012年12月17日

 

 日本舞踊師範 藤間裕志朗先生が 『凜(りん)の会』 を発足されて一年・・・

 福岡市中央区平尾にて 初めて日本舞踊の会を開かれることとなりました。

 




 裕志朗先生は北九州、福岡をはじめ、新しく東京、鎌倉に教室を開設しました。

 




 最近ではイタリア、韓国まで遠征されて日本舞踊の輪を世界に広げています。

 




  『 凜(りん)の会 』は 古典的な日本舞踊を学び、着物に親しむことによって

 




 和の作法、しぐさ、立ち居振る舞いを磨き、日本女性の美を追求しています。

 





 若いお弟子さんたちによる可憐でフレッシュな舞台が繰り広げられています。

 




 あれれ?この白銀地宝尽くしの帯、なんとダイヤモンドが入ってる?(゜□゜;)

 フツーは打出(うつで)の小槌(こづち)、宝蔵の鍵、如意(にょい)宝珠でしょ?


 




 ほかにも 勝利を招くクラウン王冠 、かけがえのない平和の象徴“白いハト” 

 幸福を授かる“四つ葉のクローバー” 現代の“ネオ吉祥文様”ですねぇ(^▽^*)

 




 裕志朗師範が舞う 祝い舞「老松」。舞台の空気が一転、ぴーんと緊張します。 

 勇壮な老松の友禅訪問着に 誉田屋源兵衛謹製袋帯『義経千本桜 狐忠信』。

 義経の緋色の鎧『赤絲威鎧(あかいとおどしよろい)』に白狐が鎮座しています。

 




 幕が下りて観客の皆様に鎌倉の創作和菓子が振舞われました。(^Q^)ヤッター

 
 




 鎌倉の和菓子作家 御園井裕芙子先生からわざわざ送って頂いたんですよ♪

 




 打ち上げは料理研究家 幾田淳子先生主宰のIKUTA KITCHENに移動して

 な、なんと 極上フィンランド料理っ!マリメッコバンザイっ!!\(´▽`*)/

 




 幾田淳子先生お手製の絶品ディナーなんて 畏れ多くも大感激!(≧▽≦)

 




 和気あいあい笑いの絶えないとても楽しい晩餐会はあっという間に過ぎました。

 




 日本人が忘れかけている“和のたしなみ”、“和の悦び”という宝物があります。

 “和の宝物”を新たに再生創造すれば日常にまた和の心が蘇えるはずです。

 現代に生まれかわった ネオ吉祥文様 ダイヤモンド宝尽くし のように 

 『 凜(りん)の会 』は “美しい和の心”を 新たに創造追求しているのです。

 

 



   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 15:37Comments(4)キモノ de 舌つづみ♪

伝説のムラセ本ついにコンプリート?まだ見ぬラスボス四天王っ!

2012年12月14日

  
 前回ご紹介の“織のマエストロ”巨匠オススメ五ッ星☆のキモノ本 by泰流社

 「日本の染織 全20巻+3 」 通称 『 ムラセ本 』!※勝手に命名(^□^;)

 ここ20年弱 近隣在郷全国各地の古書店をだらだらと探してまいりましたが

 いよいよ全巻制覇コンプリートかっ?・・・との未確認当確予想が。。(゜∀゜;)ま、マジ?
 
 

  




 入手困難まだ見ぬムラセ本は残り四冊、どれも一筋縄ではいかぬ曲者揃い!

 伝説のムラセ本 ラスボス四天王  第一の刺客はこれだっ! 『 筒描染 』 

 




 千葉銚子の大漁旗、万祝まいわい(船頭の晴着半纏)など土着の筒描友禅で本一冊

 編まれること自体奇跡的ですが、実はこの本には隠れた裏テーマが存在っ!

 それはなんとノリ?。。。『糊』の話。。。もち粉とぬかで練り上げる真糊を軸に

 筒描染から江戸染本友禅へと派生する奇想天外『糊』談義!( εヽ )エライコッチャ~

 




                      江戸友禅人間国宝 「 中村勝馬 」

 中村勝馬といえば当時、斬新かつ独創的な江戸友禅で新風を巻きおこした

 友禅作家。彼は日本橋三越の前身、三越呉服店専属だった縁で或る人物と

 知り合います。それが幻の秘伝といわれた 『友禅楊子糊』 唯一の伝承者

 人間国宝 「 山田栄一 」。奇しくも江戸・京都を結んだふたりの人間国宝の

 邂逅は今までほとんど語られたことがなくメッチャびっくりしています!(゜へ゜;)

 




 第二、第三の刺客 『 縞・唐桟 』 『 絞り染め 』 この二冊、遭遇率甚だ低し!(v_v )

 
 




 新潟のまぼろしの縞織物・葛塚縞。もはや絶滅寸前?と記されてるが・・・!?

 残ってるっ!残ってますよ!この平成の世に葛塚縞っ!(*^▽^*)よかった~

 地元に保存会があるようで 葛塚縞手織り体験など実施しているみたいです。

 宮尾登美子の名随筆「もめん、あれこれ」収録。全編70年代木綿讃歌の一冊。

 




 桶で固く絞り分けて桶ごと染料に浸ける豪快『桶絞り』。かなり貴重写真です。

 
 




 電柱状の大木に布を巻き力一杯ギャザーを寄せる稀代の奇染 『 嵐絞り 』!

 息の合ったご夫婦ふたり渾身の力で絞り上げてゆく まさに “愛の嵐絞り”!

 




 ムラセ本オーラス 四天王最後の大ボスは ・・・ ナンバー4 『 絣 』 !!

 




 西日本の本格藍絣織物を中心に丁寧な編集、山陰四国の郷愁誘う木綿絵絣

 そして九州を代表する本藍絣織物 久留米絣。写真は大御所 松枝玉記氏。

 




 愛媛松山の伊予絣。地機で織っている写真は珍しい。むかしは織子の腰に

 経糸を固定する結城紬や越後上布同様 古代原始手織機だったんですね。

 それにしても織子さんの手にしてる杼(ひ) めっちゃデカいわっ!( ̄▽ ̄;)

 これは地機特有の刀杼(とうじょ)。筬(おさ)の代わりに この巨大杼で緯糸を

 ガンガン打ち込むんですね!まさに勇者の剣(つるぎ)じゃない?v(^~^ )v

 

 

 




 ほかには山陰の三大絣 広瀬絣 倉吉絣 弓浜絣 が紹介されています。

 珍しい技法では昔、銘仙で使われた 糸をザク織して染める「ほぐしの絣」や

 絶滅種・織の肩裏「甲斐絹 かいき」の絣染め付け法などかなりDeepなり!

 




 ・・・ というワケでついに制覇コンプリート!伝説のムラセ本 全20巻+3!

 さて、後はムラセ本を頭に叩きこむだけだが、それはまた別の話・・・(//▽//)

 “紬マエストロMr.ムラセ”の織物講座、ひさしぶりに聴きたくなりましたよぉ~

 ただし眠くなるので第五章の途中あたりからお願いしたいですぅ( ̄~ ̄;)  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 18:39Comments(0)めずらしキモノ本

伝説のムラセ本?マエストロ五ツ星☆ 日本の染織全20巻+3 

2012年12月12日

 今はもう業界を引退されましたが 『 織物の専門家 』 『 室町の生き字引 』 

 といわれた “ ムラセさん ” という 紬のマエストロ(巨匠) がいました。

 「紬ならムラセに訊け!」といわれるほどの専門家、博学の士だったんですね。

 ぼくもムラセさんには本当にいろいろと教えてもらったんですが、以前にいちど

 「この本が一番詳しい、このシリーズで勉強したほうがいい・・・」  と薦めて

 もらったのが この 『 泰流社 日本の染織 全20巻 別巻3巻 』 なのです。
 
 

  




 キモノ本はニッポンセンショクナンチャラカンチャラみたいな紛らわしい題名が

 多いのでボクはこの全集を勝手に 『 ムラセ本 』 と呼んでいます。 (^□^)

 




 染織工房探訪記事を中心に 今は物故した染織家のインタビュー、随筆など

 貴重な資料も盛りだくさん!背景の歴史や製作工程も詳しく記述されています。

 




 巻末の用語事典が出色!ジャンル別体系網羅ゆえ めっちゃマニアックっ!

 




 「 縮緬 」  「 筒描染 」  「 御召 」  「 絽と紗 」 ・・・ 予言します ・・・

 こんなマイナーお題で本を一冊編むなんて この先、金輪際ないでしょう!(笑)

 




      わぁ~懐かしくも艶やか 昭和のキモノだぁ~ ♪  **(≧∀≦)**

 




 「 な、何かが足りぬ 」 と当時の編者があわてて追加したのか?別巻三冊!

 忘れるなっ!といいたいが、体裁構わず補完するその意気やよし!b( v≦ )

 




 ムラセさんに紬のことをちょっと聴くのはいいんですが、いつも力説大演説(笑)

 第一章「シルクロードと絣の道」から始まってなかなか本題に辿り着けません。

 ムラセさんはいつも絣図案を鞄に忍ばせ 「 こんな柄考えましたんや~ 」

 といつも嬉しそうに話していた 情熱溢れる《織のマエストロ》 でした・・・(^^)



   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 12:12Comments(0)めずらしキモノ本

12月定番 クリスマスの帯 でもチョコッと凝ってます♪

2012年12月09日

 すっかり12月ですねぇ~ (^-^) 街もなんとなく華やぎはじめましたよ♪

 




        あっ 雪の結晶に クリスマスツリー  ホワイトクリスマスっ!

 




       12月定番 クリスマスの名古屋帯 刺繍とパッチワークの工芸帯 

 




 ジングルベルにわくわくプレゼント!ヒイラギを飾ると幸せになるといいますよ♪

 




                    赤い靴下もカワイイですね~ (≧▽≦)

 




 ずばりサンタにトナカイ!って図案もいいんですが ぼくはこまごまと小さな

 クリスマスグッズをちりばめて雰囲気を醸しだしているこの帯がスキですね。

 




 前はあっさりと ジングルベルのパッチワークに 雪の結晶の銀刺繍のみ 

 あえて真っ赤なクリスマス柄の帯締めを。利かせ色の程よいアクセントです。

 




            みなさま どうぞ 良いクリスマスを!! **(´▽` )**  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 11:42Comments(2)びっくり ショーウィンドゥ

はるばるイタリアから アルベルトひろし君がやって来たっ!!

2012年12月05日

 料理研究家 幾田淳子先生 と 日本舞踊師範 藤間裕志朗先生おふたりが

 イタリア遠征で知り合われたネグリマリさんとご子息のアルベルトひろしさんが

 北九州に帰郷されました。隠れ家キッチン ぷちソルト でひさしぶりの再会!

 光栄にもワタクシめも呼んでいただきました。感謝感激です!(=^_^=) 

   




 とっても美味しい創作料理の数々・・・ 菊のお椀に 鱧(はも)の射こみスープ

 




 幕末期の古伊万里赤絵皿に 鰆(さわら)のポテト焼き 旨っ!  (*´▽`*)

 日本文化に造詣の深いアルベルトひろしさんは日本のお箸も上手なんですよ。

  




   イタリア訪問の際 マリさんを囲んでの一枚。本当に素晴らしいご縁です。

 




 幾田先生はわざわざイタリアで ふくひろの名古屋帯を締めてくださいました。

 お隣のティジアナさんは裕志朗先生お土産のふくひろ浴衣をお召しなのです。

 ※ふくひろHP 若旦那のブログ(2012.5.14) 『 ふくひろ浴衣が海を渡る!?和装美人 in イタリア!! 』

 




 裕志朗先生が イタリアでお召しくださった雪輪の小紋は ふくひろで初めて

 お願いした記念すべきお着物なんです。ありがたい、呉服屋冥利に尽きます。

 




 楽しい会食のあと ふくひろ呉服店で わくわくのキモノ体験っ!!(^^)

 若干25歳のひろし君は空手もたしなみます。 イケメンは和服も似合う!

 海を越えた素晴らしい出逢い、ご縁に本当に感動しました。感謝感謝です!!

 

 



   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 19:05Comments(4)キモノ de 舌つづみ♪

まぼろしの美白布 久米島紬 ユウナ染め=透明感☆無地ver.

2012年12月01日

 
 染織研究家の佐々木愛子さんの随筆でユウナ染めにふれたものがあります。

 久米島を訪れた佐々木さんは美しく透明なグレーの織物に眼を奪われました。

 その艶やかな布がグーズミ、大変珍しいユウナ染めの久米島紬だったんです。

 久米島の自然から染められる無垢で澄み切った色に心がときめいたのでした。

 現在でも更に入手困難なユウナ染め、なかなかお眼にかからなかったんですが

 やっと一反、ふくひろにやってきましたよ~♪ なんと美しいっ!\(´▽`*)/

  




 無地紬がセミフォーマルにも使われるようになって、ユウナの無地は人気高騰。

 絣や縞よりリーズナブルですが逆に製織難しく、人気に反して生産僅少。(T_T)

 




         久米島は沖縄本島から飛行機で30分 絶海の孤島です。

 




 ユウナ染めは黄色い花のオオハマボウ即ちユウナの樹の幹で染めるのです。

 




 ユウナの幹を炭に焼き、粉に砕いて甕の中で豆汁と混ぜて長時間発酵させた

 白濁色の染液に何度も浸ける作業を延々と続けます。根気のいる仕事です。

 




 見ていると吸い込まれそうなパーフェクトピュアなシルバーホワイト。綺麗です。

 塩瀬名古屋帯でも あまり重たくない有職唐織袋帯でも品良く合いますね。

 




 証紙にペンで「ユウナ」と直接書いてますよ!本物本格ゆえの豪快さですね~

 断っときますけど ボクが勝手に書き込んだんじゃないですからね!<(^□^;)

 




 佐々木愛子さんは ユウナ染めのえもいわれぬ玲瓏たる輝きの根源は

 久米島の雄大な自然と 島の人々の素朴で純朴な気持ちにあるのだと

 気づき深く感動されたそうです。まさに澄みきった純真無垢の織物ですね。

   

Posted by ふくひろ 若旦那 at 00:00Comments(2)呉服なぞとふしぎ