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未知なる質感への憧れ 西陣袋帯 金唐革織 ◆追善の会 名宝録
2013年04月08日
いまだ見たことのない異貌(いぼう)の帯 重厚でしなやかな未知なる質感・・・
絹布とは異質の感触に魅せられて 織りびとは挑戦したにちがいありません。
おそらくそれは弾力溢れ、しなやかな金唐草に巻かれた皮革(かわ)の質感・・・
徳川期、ヨーロッパより「金唐革」という装飾革布が伝来したことがありました。
西欧諸国の宮廷や城、教会の壁を艶やかに飾った美術工芸だったのです。
しっとりとした革の艶(つや)と鈍く重厚な金彩の共存はなぜか心地よい・・・
その質感手触りをなんとか織り出してみたい・・・そんな想いが伝わってきます。
異国の紋章を思わせる勇壮な花喰鳥。未知なる質感への憧れ 金唐革織・・・
「 追善の会 」にて出品いたします。ぜひ手にとって感触を体感してください。
◆ 追善の会 ◆
とき 4月20日(土)
21日(日)
22日(月)最終日はpm5時まで
ところ 北九州市小倉北区三郎丸3丁目10の36
法泉寺本堂 (観山荘別館となり)