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花のお江戸でキモノ三昧 ~ 友禅作家 腰原淳策 を訪ねて ~

2016年09月20日

江戸友禅作家 腰原淳策 先生と ご子息 腰原英吾さんに囲まれて感激の一枚。先生方おふたりとは念願の初対面なのです。

先日からフェイスブックがご縁でお客さまと東京でお会いすることになりました。東上野のギャラリーで開かれる腰原淳策 新作展をはじめ ご一緒に東京キモノ巡りをすることになりました。

さぁ、花のお江戸でキモノ三昧(ざんまい) はじまり はじまり~♪

キモノで銀ぶら!これも実は初体験かも(ノ´∀`*)

一路 日本橋へ。

キモノ DE 日本橋❗お気に入りの一枚を撮っていただき感激です✨

いざゆかん!きものサローネへ !!!(≧▽≦)

まさにキモノ万国博覧会。

新進気鋭の染織作家 仁平幸春 さんを訪ねました。なんとラッキーなことにこの時期 新宿伊勢丹で作品展が催されていたのです!

いにしえの友禅、怙淡の更紗の風合い、当時の色を現代に新しく創生するために何度も染めを繰り返す仁平さんの作品。その斬新な染めの技法に感嘆いたしました。

銀座にて催されていた 染織逸品展。

礼装着から伝統織物、染め小紋。西陣袋帯から粋な名古屋帯まで あらゆるキモノが一堂に集結しています。

都会的でスタイリッシュな訪問着がたくさん。これぞ東京銀座キモノ三昧❗

現代の原始布作家 西川はるえさん と再会しました。このたび ゆっくりお話する機会に恵まれて嬉しく思います(〃^ー^〃)

東上野ギャラリーしあん 閑静な古民家で腰原染織工房の作品展が催されました。

腰原先生は自然に恵まれた青梅の渓谷に工房を構えておられます。日々 山野に咲く草花や野鳥を愛でて写生し その生命の息吹を作品に活写されているのです。

実は今回の東京キモノ三昧の最大の目的は滅多にみかけることのない菫(すみれ)の染め帯を探しだすミッション。山野の草花を描くことにかけては当代一の腰原先生ならこの想いを伝えられると思ったからです。

山野草花、季節の花、野鳥、動物、玩具、江戸の情景、こんなにもオールラウンドな幅を持つ友禅師は他に見たことがありません。

年にいちど青梅から出て都内で作品展を開く腰原工房。待ちに待った腰原ファンでギャラリーは活気に満ち溢れています。

お客さまと腰原先生と直接お話いただき理想の菫(すみれ)帯を図案からおこし染めていただくことになりました。腰原先生の山野草に対する経験値、造詣の深さ、受け答えの的確さ、語録にとっておきたいようなやりとり。さぁどんな図案が出来上がるのか、楽しみに待ちましょう。

秋の色づく木の実を仰ぎ 凛々しく尾羽根を掲げる一羽の雉(やまどり) この生命力脈打つ傑作がふくひろにやって来ます!秋に向け ふくひろ染織シーンがさらに深まります。

そもそも この東京キモノ三昧のはじまりは 熨斗目訪問着、野口謹製 江戸解友禅名古屋帯を見初めていただいた東京のお客さまとの不思議で素敵なご縁からでした。ここから大きく舞台が廻り始めたのだと思います。

そしてなんとお客さまが この記念すべき衣をわざわざお召しくださったのです!東京でふくひろキモノに邂逅するよろこび!これに勝る幸せがありましょうか… 人とキモノの素晴らしい出逢い、舞台は華麗に廻り始めたばかりです。花のお江戸でキモノ三昧 おあとがよろしいようで。






  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 02:17Comments(0)『 キモノびと 』 探訪