スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

信州の織姫 小岩井カリナさん 明るく颯爽とご来福‼ ~ 女性伝統工芸士展 ~

2017年06月15日

信州の織姫 小岩井カリナさん 明るく颯爽とご来福 ‼
とんとんからから 会場に信州紬の機の音が響きます。

木洩れ日ビル洩れ日 アクロス福岡の朝は快晴☀

6/14~6/ アクロス福岡にて 「女性伝統工芸士展」
が開催されます。全国の染織から陶器、人形、などを創る女性伝統工芸士が一堂に集結。開催を祝して織物テープカット、そのままリボン胸章になりました。

会場は大盛況!テレビカメラも来ているっε٩( º∀º )۶з

ずっと視察したいと思っていた山陰の絵絣 広瀬絣 。広瀬絣の永田佳子さんからゆっくりお話をおうかがいすることができました。僕自身ほとんどみかけたことがない幻の絣です。さもありなん 織っているのは伝承者 永田佳子さんなんと現在ただひとりだったのです。

広瀬絣の最も奇抜な工程はこの緯経台(よこへだい)。型紙で縦長く記され種糸で括られた絣がなぜか織るとぎゅぎゅっと凝縮されて縮まりジャストフィットな絣に収まる不思議。山陰には弓浜絣、倉吉絣がありますがこんな特異な絣つけは広瀬絣だけです。絵付けの型紙まで最初から細長いのですから驚きです。広瀬では女性はむかしからこの緯経台だけを家に持ち帰り絣括りの内職に毎晩いそしんだそうです。全国稀に見る細長い緯経台は内職分業のための進化だったのです。

岡山 烏城紬 にまさか今回出逢えるとは‼ 二十年前に見かけたきりの神品。伝承者は須本雅子さん現在ただひとり… 泰然としたその佇まいに心打たれました。

昭和二十年に須本雅子さんの母が考案したという糸紡ぎ機。昭和二十年から平成二十九年まで七十年以上の月日…まだ動いている… まだまだ動いている !

そして信州紬気鋭の伝統工芸作家 小岩井カリナさん。
フェイスブックで以前よりお友だちだったのですがついに念願叶ってお会いすることができました(∗ˊᵕ`∗)
カリナさんは想像通り気さくで笑顔が素敵な素晴らしい女性でした。機を織る姿は凛々しく華があります。

艶やかな格子(プラッド) 小岩井カリナの世界

明るく颯爽とキモノ界で活躍されているカリナさんと楽しくお話✴たくさんのパワーと活力を頂きました。
はじめまして。そしてありがとうございます✨☀

ひとつの道を究めるため一生懸命頑張っている女性はいくつになっても若々しく溌剌として美しいです✨

      「女性伝統工芸士展」
6/14(水)~6/19(月) アクロス福岡にて 【入場無料】
お近くを通られましたらぜひお立ち寄りください。

#女性伝統工芸士展 #小岩井カリナ #信州紬 #烏城紬 #広瀬絣


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:28Comments(0)『 キモノびと 』 探訪