人間国宝 山田栄一の軌跡 ◆ 幻の手技 友禅楊枝糊展
2013年10月15日
重要無形文化財保持者 山田栄一 (1900~1956)
友禅楊枝糊にて 1955年 人間国宝 認定
江戸期の古文献に散見される幻の技法 “楊枝糊”は 口伝でのみ伝承され
糊製法の難しさに加え糊置きに技術を要するため明治大正期には消滅します。
京都西陣に生まれた山田栄一は友禅染めの修業に励み、日本橋三越呉服店
の専属になった頃から楊枝糊の研究に没頭します。戦時下 物資不足を耐え
終戦後 失われかけていた楊枝糊の製法と技法を ついに復興させるのです。
昭和30年 山田栄一は“楊枝糊”技術保持者として人間国宝に認定されます。
しかし翌31年志半ばで惜しくも早世・・・楊枝糊はまた幻となってしまいます。
友禅の華は糸目にあり。自由闊達な白上がりの線は瀟洒(しょうしゃ)な美を
たたえており 楊枝糊こそ江戸期の粋な友禅の息吹きを感じさせるものです。
直系三代目 山田崇先生により見事伝承復活された “友禅楊枝糊”
その友禅の真髄をみなさまにぜひ目の当たりにしていただきたく思います。
10月26日(土) 27日(日) 28日(月) ふくひろ 二階にて
◆友禅楊枝糊展◆ 山田崇先生 友禅楊枝糊 実演
なにとぞご来場のほど よろしくお願い申し上げます。
友禅楊枝糊にて 1955年 人間国宝 認定
江戸期の古文献に散見される幻の技法 “楊枝糊”は 口伝でのみ伝承され
糊製法の難しさに加え糊置きに技術を要するため明治大正期には消滅します。
京都西陣に生まれた山田栄一は友禅染めの修業に励み、日本橋三越呉服店
の専属になった頃から楊枝糊の研究に没頭します。戦時下 物資不足を耐え
終戦後 失われかけていた楊枝糊の製法と技法を ついに復興させるのです。
昭和30年 山田栄一は“楊枝糊”技術保持者として人間国宝に認定されます。
しかし翌31年志半ばで惜しくも早世・・・楊枝糊はまた幻となってしまいます。
友禅の華は糸目にあり。自由闊達な白上がりの線は瀟洒(しょうしゃ)な美を
たたえており 楊枝糊こそ江戸期の粋な友禅の息吹きを感じさせるものです。
直系三代目 山田崇先生により見事伝承復活された “友禅楊枝糊”
その友禅の真髄をみなさまにぜひ目の当たりにしていただきたく思います。
10月26日(土) 27日(日) 28日(月) ふくひろ 二階にて
◆友禅楊枝糊展◆ 山田崇先生 友禅楊枝糊 実演
なにとぞご来場のほど よろしくお願い申し上げます。
Posted by ふくひろ 若旦那 at 19:57│Comments(0)
│友禅楊子糊