父好みの江戸染めを求めて ~東京へ仕入れに参ります~
昨年暮れ 父が逝去しました。 父は昭和38年から ふくひろの二代目として
呉服店を継ぎ 当時でも珍しかった江戸友禅を 北九州の地に紹介しました。
わざわざ関東まで足を運び 染織の真髄を果敢に追い求めた亡き父の姿勢は
いまだ ふくひろ呉服店のかけがえのない礎(いしずえ)として屹立しています。
お客さまから ありがたく暖かいお声をかけていただき 四月に父を偲んで
『 追善の会 』 を催す運びとなりました。生前 父が好み 愛(め)でていた
江戸染めの粋(すい)、極(きわ)みを求めて 東京へ仕入れに行って参ります。
父の志を継いで さらなる染織の高みを目指して 精進努力いたしますので
これからも より一層のお引き立ての程 何とぞよろしくお願い申し上げます。
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