出でよ太陽!奇蹟の公演 天草望洋閣 夕陽と舞の集い 【後編】
2016年09月04日
出でよ太陽❗天草望洋閣にふたたび奇蹟が舞い降りた。凛ちゃんが天草の空に呼んだ蜜柑色の夕陽…。
望洋閣の若女将が舞う「萩桔梗」ついに舞台は廻り始めた…。
森永基木の津軽三味線が天草の夕闇に鳴り響く。
書家 中島姉妹の超絶パフォーマンス!
書く❗描く❗ひたすらかく❗
望洋閣が瞬く間にアート空間へと変貌する。
昔懐かしきわらべうた♪幼き舞い手の登場に場内は歓声を上げる。
ぎんぎんぎらぎら夕日がしずむ♪そのとき突如 曇り空に太陽が現れた!
凛ちゃんの舞う『夕日』が天草の空に夕陽を呼んだのだ!蜜柑色の夕陽に観客の間にどよめきが響き渡る。
「玉川」俄然白熱する望洋閣。艶やかな舞いと刻々と変幻する天草の天空に恍惚となる…。
「春雨」まるで舞い手の心情と感応するかのように その色をその表情を変えてゆく天草の空…
「びんのほつれ」天草の自然と日舞の呼応…これほどまでに美しい舞台美術がいまだかつて存在したであろうか?
恋文に身をやつれし…
「薄墨(うすずみ)」書にしたためる恋のふみ 書家の舞う薄墨の如き淡き恋。
紫陽花の衣 紫陽花色の空。「浜千鳥」
ワイン色の天空を駆ける「かっぽれ」
波の友禅 注連縄(しめなわ)の祝い帯 誉田屋源兵衛の衣を纏(まと)い舞う凄み…。
「奴さん」天草竜宮城の乙姫 若女将の舞いはそこはかとない気品とそして優しき慈愛に満ち溢れている。
「波の上」現れ出でた平家の怨霊 平知盛。迎えうつ弁慶の祈りに屈し
義経にうらみつらみを吐きながら
船の舳先をくるくる回って
海の中へと ざぶんと 飛び込んだ…
「浜辺のうた」黒猫と浴衣とバイオリンと…。
壮絶…! 師匠 藤間裕志朗 の 朱(あか)き舞い。「田原坂」
誉田屋源兵衛 銀雨蜻蛉の衣 。開幕前 プールサイドに舞っていた蜻蛉の群れ 源兵衛がよぶ その奇縁にしばし息を呑む…。
ついに望洋閣が臨む天草の海に虹が渡る。
素晴らしい奇蹟ですね と問うと若女将はこう答えました。
いいえ、みなさんとこうしてお会いできたことが本当の奇蹟なのです… と。
奇蹟の公演 天草望洋閣 夕陽と舞いの集い。夕暮のカーテンコールに巻かれ 歓喜と感動の舞台は幕をおろしました。ありがとう。天草は今日も元気です。
望洋閣の若女将が舞う「萩桔梗」ついに舞台は廻り始めた…。
森永基木の津軽三味線が天草の夕闇に鳴り響く。
書家 中島姉妹の超絶パフォーマンス!
書く❗描く❗ひたすらかく❗
望洋閣が瞬く間にアート空間へと変貌する。
昔懐かしきわらべうた♪幼き舞い手の登場に場内は歓声を上げる。
ぎんぎんぎらぎら夕日がしずむ♪そのとき突如 曇り空に太陽が現れた!
凛ちゃんの舞う『夕日』が天草の空に夕陽を呼んだのだ!蜜柑色の夕陽に観客の間にどよめきが響き渡る。
「玉川」俄然白熱する望洋閣。艶やかな舞いと刻々と変幻する天草の天空に恍惚となる…。
「春雨」まるで舞い手の心情と感応するかのように その色をその表情を変えてゆく天草の空…
「びんのほつれ」天草の自然と日舞の呼応…これほどまでに美しい舞台美術がいまだかつて存在したであろうか?
恋文に身をやつれし…
「薄墨(うすずみ)」書にしたためる恋のふみ 書家の舞う薄墨の如き淡き恋。
紫陽花の衣 紫陽花色の空。「浜千鳥」
ワイン色の天空を駆ける「かっぽれ」
波の友禅 注連縄(しめなわ)の祝い帯 誉田屋源兵衛の衣を纏(まと)い舞う凄み…。
「奴さん」天草竜宮城の乙姫 若女将の舞いはそこはかとない気品とそして優しき慈愛に満ち溢れている。
「波の上」現れ出でた平家の怨霊 平知盛。迎えうつ弁慶の祈りに屈し
義経にうらみつらみを吐きながら
船の舳先をくるくる回って
海の中へと ざぶんと 飛び込んだ…
「浜辺のうた」黒猫と浴衣とバイオリンと…。
壮絶…! 師匠 藤間裕志朗 の 朱(あか)き舞い。「田原坂」
誉田屋源兵衛 銀雨蜻蛉の衣 。開幕前 プールサイドに舞っていた蜻蛉の群れ 源兵衛がよぶ その奇縁にしばし息を呑む…。
ついに望洋閣が臨む天草の海に虹が渡る。
素晴らしい奇蹟ですね と問うと若女将はこう答えました。
いいえ、みなさんとこうしてお会いできたことが本当の奇蹟なのです… と。
奇蹟の公演 天草望洋閣 夕陽と舞いの集い。夕暮のカーテンコールに巻かれ 歓喜と感動の舞台は幕をおろしました。ありがとう。天草は今日も元気です。
Posted by ふくひろ 若旦那 at 17:51│Comments(0)
│裕志朗の会