帯の老舗 洛風林(らくふうりん) そこはかとなく気品横溢 

ふくひろ 若旦那

2013年12月15日 18:35

 「洛風林」は異国の美術品や日本古代裂をモチーフにした老舗工芸帯匠です。 

 初代当主は民芸運動に尽力し、棟方志功 白洲正子ら文化人も魅了しました。


  




                  『 九寸名古屋帯  灰桜色 唐花文 』 

 アイボリー【象牙色】かと思いましたが ほのかなピンクはやはり【灰桜色】!

 節糸のざらついた風合いが石物、陶器の表面を想起させ雅味趣きがあります。

 




 菊池洋守作 『 八丈織 深紫 』 に合わせて。そこはかとなく気品横溢です。

 




 洛風林の作品は紬と礼装の中庸、どちらにも合う稀有な帯をめざしています。

 




        『 九寸名古屋帯 鉄グレー橡(つるばみ)色 マグノリアの花 』

 




    洛風林の傑作です。最近 雑誌ムック本でも掲載紹介されました。

 




             『 九寸名古屋帯 素鼠(すねずみ)色 百合文 』

 




 素鼠とは透明感ある真性グレー。淡彩なれど野趣溢れる図案がたまりません。

 




 そこはかとなく気品横溢。。。老舗工芸帯匠 洛風林は目が放せません(^-^*)

 
 

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