首里花織 祝嶺(しゅくみね)恭子 永遠無限大の蒼きループ

ふくひろ 若旦那

2017年02月13日 17:16

琉球の蒼い風 祝嶺恭子 首里ロートン織 全通名古屋帯

戦時下 海外へ流出した琉球王朝古代首里織を精査し、その復元に取り組む祝嶺(しゅくみね)恭子。緯糸がわたる読谷村花織と趣を異にする首里花織は表裏一体 『メビウスの輪』のごとき美織布。ロートンとは首里織のなかでも経糸を浮かせながら織る琉球超絶技巧。

しかもこの祝嶺作品は全通。六通ならまだしも全通とは常軌を逸しています。効率を度外視した作家的なスイッチが入ったのでしょうね。眺めていると艶やかな色糸が永遠無限大、連綿と続いていくかのように錯覚します。寡作な琉球織びと 祝嶺恭子の作品がついにふくひろ綺物屋敷へやって来ました。
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