ドムス伝説 みたび降臨!天神季離宮(ときりきゅう)イタリアンレストラン ドムス にて 裕志朗の会 日舞を舞う浴衣の会が催されました。
開幕を告げる上川路直光の薩摩琵琶。書家 中島千香子が熱き琵琶の音に乗って龍を書く。会場は張りつめた緊張感と深い感動にみるみる包まれてゆきます。
『秋の七草』竺仙ゆかた 乱菊 これほど舞の雰囲気と符合した浴衣柄もないでしょう。凜とした竺仙の白。
『玉川』ブリタニカ まだ写真技術がない時代の博物画植物図譜の柄。百花に交じる珍しくも愛らしい時計草。斬新なる浴衣メーカー撫松庵の傑作。
『黒田節』竺仙ゆかた 網代に霞。竺仙ろうけつ浴衣はもはや染めることができない貴重な逸品。
『九州八景』今夏「美しいキモノ」でも紹介された紫織庵 縞に赤蜻蛉。粋と可憐の境界を戯れ遊ぶ。
『菖蒲浴衣』誉田屋源兵衛 黄色い朝顔の衣 俊敏な身のこなし 凛々しき男舞に見惚れます。
『菖蒲浴衣』誉田屋源兵衛 菊尽くし、世界を駆ける。 新境地の舞。
『茄子とかぼちゃ』竺仙ゆかた 伊勢海老 群青色の博多角帯が老舗古典柄をキリリと締め上げております。
『菖蒲浴衣』誉田屋源兵衛 青き花火 溌剌と舞う。
『まつり』竺仙ゆかた 南宋画。江戸の粋満喫。
『菖蒲浴衣』竺仙紬ゆかた 。古典柄なのに無国籍オリエンタルな香り漂ふ奔放な更紗文様。袖丈を長めに誂え可憐な舞。楽器の音色が聴こえてくるような…
『菖蒲浴衣』誉田屋源兵衛 白き花火。艶やかな舞。
『奴さん』不肖ふくひろも舞わせていただきました。撫松庵 薩摩切り子のクリスタル柄。精進します。
『城』書家 中島千香子が書を書き そして舞う。鮮やかな総絞り浴衣。書、舞、衣装の幸運なる出逢い。
『宮戸川』誉田屋源兵衛 白百合。和を纏う 和を舞う 和を表現する その美しさに息を呑む…
『涼み舟』江戸浴衣のもうひとつの雄 源氏物語堀井 蛍(ほたる)。涼風が渡ってくるような清々しい舞。
『東部獅子』会主 藤間裕志朗の舞。
紫織庵 青き芭蕉。背に裁ち合わせた芭蕉の葉があたかも さらに未来へ羽ばたく羽根のようです。
身に纏い 舞い 躍動する ふくひろ浴衣を目の当たりにする…呉服屋としてこれに優る幸福はないでしょう。
皆々様 心より感謝申し上げます。
熱き舞、熱き想い。裕志朗の会は更に羽ばたきます。
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