立春飾り初め ~ ふくひろ綺物・お雛さま帯の傑作 ~
立春の候 大変寒さの厳しい今年の二月です。
素晴らしきふくひろ綺物をお召しいただきました。
絞り パッチワーク 刺繍 … 染織工芸の粋を結集した、お雛さま意匠の名古屋帯。稀にみる傑作です!
白酒 菱餅の上にはらはら散る桜に趣を感じます。
Foglia 甲斐凡子 作 帯揚げ『dog tracks 戌の足跡』
目出度き干支の歳回り 弥生雪洞(ぼんぼり)との妙。
お雛さまの飾り初めは立春 今年は二月四日です。
更に二月十九日の「雨水(うすい)の日」に雛飾りをすると大変縁起が良い目出度き立春大安なのです。
立ち雛ふたりの金屏風は絞りお内裏様 お雛様の衣装は絞りや刺繍をあしらった古布を押絵細工しています。この帯の創り手はよき着物の端切れが見つかるまでなかなか製作に着手しませんでした。絞り 刺繍 古布とすべての素材が合致融合しないとうまくいかない、大変なこだわり、傑作たる所以です。
初春を祝う二月睦月の初寄の茶席。春待ち雛飾り。
縁起良き「立春の立ち雛」ふくひろ綺物をお披露目いただき誠に有難く謹んで感謝御礼申し上げます。
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