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寿(ことほ)ぎの知らせ舞い込む舞初会 ~ 裕志朗の会 in 小倉ステーションホテル ~

2018年02月28日

日本舞踊 裕志朗の会 舞初会 が二月十一日
小倉ステーションホテル 祇園 で開かれました。



たくさんのお客様が会場へお越しくださいました。
裕志朗の会の日本舞踊は本当に楽しく 見目美しく 観ていて時間があっという間に過ぎてゆきます。



ご来場のみなさま 本当に感謝申し上げます。



『祝賀の吟』お目出度き着袴の男舞。



唱歌『一月一日』玩具柄の小紋の可愛いさよ。



『春雨』かけがえのなき 母子舞の素晴らしさ。



『八重一重』振袖の舞 華麗な長き袂に見惚れる。



『梅にも春』粋さと艶やかさ 待ち遠しき春の舞。



小唄『高砂』 佳き知らせ お目出度き二重の祝い



謡曲『高砂』
不肖ふくひろ舞い、そして謡わせて頂きました。



書家 中島千香子さんが書を書いて下さいました。



三幅の掛け軸に書かれたお目出度き祝いの書です。



誠に有難く感激の極み!私、緊張の面持ちです。



『新鹿の子』可憐!黄色の衣に紅い絞りが映える。



純白の総絞り訪問着。檸檬色の帯締め帯揚げが彩りを添えます。この会のためにふくひろ綺物をお誂え頂きました。なんという感動と感激なのでしょう!



『千代の松』品格。松の衣に松菱 祝いの松重ね。



『竹にうたう』凜とした美しき所作。



お召し頂いた江戸小紋『花しきし』匠の染めです。



『梅の薫』梅の花の薫りがこぼれるかのようです。



上方端唄『十日戎 』男舞の素晴らしさに酔う。



『菖蒲浴衣』縦横無尽に躍る傘の舞 。



友禅楊枝糊訪問着「松」誉田屋源兵衛謹製御帯
古箔漆箔「花菱」最高の取り合わせ。



上方端唄『宇治茶』楊枝糊、目も醒める藤色。



会主 藤間裕志朗 『吾妻八景』



山田隆夫作 友禅楊枝糊黒紋付『松』
誉田屋源兵衛謹製御帯『義経千本櫻』
師匠の舞に、衣装に、会場は固唾をのみました。



お目出度き寿(ことほ)ぎの知らせ舞い込む舞初会
裕志朗の会にとって更なる躍進の歳となります。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 15:28Comments(2)裕志朗の会

ルドゥーテの薔薇図譜 ~ ふくひろ綺物が「きものサロン」に掲載されました ~

2018年02月22日

ふくひろ綺物が雑誌「きものサロン」2018春夏号 『薔薇のきもの物語』(49P) に掲載されました。



18世紀ベルギーの植物画家ルドゥーテは皇帝ナポレオン一世の皇妃ジョセフィーヌに仕え当時世界一の薔薇園と云われたマルメゾン城に滞在して多数の薔薇を描き続け、傑作「薔薇図譜」を著しました。
この付け下げ訪問着はルドゥーテ「薔薇図譜」をモチーフに一重の薔薇を手描き友禅で染めています。



ほんのり薄紅色の地色に浮かんだ薔薇模様はほのかで心癒されます。美しく凛々しい薔薇の花のもうひとつの一面を見事に描きだしているかのようです。



ルドゥーテの薔薇をお召しくださったのはモデルの知花くららさん。本当に嬉しく光栄に思います。
綺物の美しさを伝えて頂き心から感謝しています。



きものサロン『薔薇のきもの物語』大変素敵な特集です。ぜひとも書店などで手にとってご覧下さい。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 10:32Comments(0)ふくひろキモノが雑誌掲載されました

立春飾り初め ~ ふくひろ綺物・お雛さま帯の傑作 ~

2018年02月20日

立春の候 大変寒さの厳しい今年の二月です。
素晴らしきふくひろ綺物をお召しいただきました。



絞り パッチワーク 刺繍 … 染織工芸の粋を結集した、お雛さま意匠の名古屋帯。稀にみる傑作です!



白酒 菱餅の上にはらはら散る桜に趣を感じます。



Foglia 甲斐凡子 作 帯揚げ『dog tracks 戌の足跡』
目出度き干支の歳回り 弥生雪洞(ぼんぼり)との妙。



お雛さまの飾り初めは立春 今年は二月四日です。
更に二月十九日の「雨水(うすい)の日」に雛飾りをすると大変縁起が良い目出度き立春大安なのです。



立ち雛ふたりの金屏風は絞りお内裏様 お雛様の衣装は絞りや刺繍をあしらった古布を押絵細工しています。この帯の創り手はよき着物の端切れが見つかるまでなかなか製作に着手しませんでした。絞り 刺繍 古布とすべての素材が合致融合しないとうまくいかない、大変なこだわり、傑作たる所以です。



初春を祝う二月睦月の初寄の茶席。春待ち雛飾り。
縁起良き「立春の立ち雛」ふくひろ綺物をお披露目いただき誠に有難く謹んで感謝御礼申し上げます。

#ふくひろ #ふくひろ綺物 #お雛さま#ひなまつり #立春 #雨水の日 #刺繍 #絞り #押絵 #名古屋帯  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 22:09Comments(0)忘れじのふくひろ綺物

竺仙浴衣 2018新作 200柄 受注会 ~ 最終決断 Final Decision ~

2018年02月17日

竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会 いよいよ佳境!
迫り来る最終決断 〈 Final Decision 〉の刻(とき)



【限定柄】更紗小紋『蔓(つる)唐草の螺旋』
絹紅梅 + 江戸更紗 江戸の匠(たくみ) 奇蹟の融合。
竺仙は腕利きの更紗職人を何人も抱えています。
それゆえ実現できた究極の染織コラボレーション。



【限定柄】知念琉球紅型 半幅帯『抱瓶だちびん』
知念紅型半幅帯は竺仙入手困難アイテムのひとつ。
しかもこれは琉球陶芸の粋 焼物(やちむん)の抱瓶(だちびん) とても珍しい… まさに琉球の魂です。



白地コーマ『ふくら雀ちゅんちゅん』



男浴衣『芝翫縞(しかんじま)』
中村歌右衛門が愛した芝翫縞。男の色気感じます。



コーマ地染め『納戸ブルー 揚羽の蝶』



紬ゆかた『菱垣に絡む』
この浴衣 きっとなにげに着やすい予感。



玉むし浴衣『燃える乱菊』



松煙染め『渋好みの鬼灯(ほおずき)』民芸の薫り



奥州小紋『片男波』
寄せては返す かたをなみ… 波濤高浪に見惚れる。



松煙染め『牡丹 ザ・バイオレット』



絹紅梅『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は?』



紅梅小紋『反物の中の反物』
眩暈(めまい)めくるめく迷宮の浴衣コーデ

竺仙浴衣新作受注会 いよいよ最終日2/19(月)まで
ご来場心よりお待ち申し上げております。


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 18:13Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

竺仙浴衣 2018新作200柄受注会 ~ 究極の選択 ultimate selection ~

2018年02月16日

竺仙浴衣 2018新作200柄受注会 中入御礼
寒中 ご来場いただき 誠にありがとうございます。



東京新作展で見てきたばかりの限定柄も人気です。



絹紅梅訪問着 もはや浴衣を超えた夏キモノ



なぜか気になる 玉むし浴衣 『踊り桐』



玉むし浴衣『朝顔の中にアサガオあり』



果てしなく斬新なる絹紅梅『ベージュ唐草』



コーマ地染め『松笠の旋律』



紬ゆかた『燃える千鳥』



紫の松煙染め『葡萄唐草』



白地コーマ浴衣 『ルナティック』



奥州小紋 『こびとのダンス』懐かしき民話の世界



玉むし浴衣『チェリーブラッサム』



これだけの数の竺仙浴衣に囲まれると嬉しい悲鳴! まさに “ 究極の選択 ultimate selection ”

2/17(土) 2/18(日) 2/19(月) 残すところ三日間
皆様のご来場心よりお待ち申し上げております。

#竺仙 #竺仙浴衣 #竺仙浴衣新作 #絹紅梅 #奥州小紋 #松煙染め #ふくひろ


  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 16:48Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会 ~ 夏が待ち遠しくて ~

2018年02月11日

夏が待ち遠しくて
竺仙浴衣 2018新作 200柄受注会



2/13(火)から2/19(月)まで ふくひろ にて
期間限定 七日間のみ


【限定柄】男もの浴衣 尺幅「絞りに芭蕉」

お選びいただいた柄を受注生産にて
夏季にお納めいたします。


【限定柄】絹紅梅に江戸更紗「花鳥文」

一反限りの限定柄も東京から取り寄せています。


【限定柄】コーマ浴衣 尺幅 「ピンク絞り金魚」

夏が待ち遠しいですね。
お遊びがてら ぜひお立ち寄りください (*^^*)
  

Posted by ふくひろ 若旦那 at 12:47Comments(0)夏きもの★ゆかたわーるど

真・琉球藍型(えーがた) 十数年ぶりに邂逅す!~ 伝統織物たちとの出会い PART2 ~

2018年02月09日

真・琉球藍型(えーがた) 十数年ぶりに邂逅す!



氷雨降る二月の京都キモノ紀行 ありがたき僥倖
越後上布に囲まれる 珍しき琉球染織とめぐりあう



山下芙美子さんの本場黄八丈をお召しの女性に会いました。斬新な裁ち合わせのお仕立てが素敵です。



山下芙美子先生に別注したら今まで見たことがない素晴らしい作品が織り上がってきたのだそうです。



壮観!全国伝統染織が見事一堂に集結しています。数年前から社長が趣味的にそして意欲的に蒐集してきた稀少織物シリーズが数を揃えついに実を結び花開こうとしています。まさに伝統染織 夢の宴です。



石垣島の秘宝 川平(かびら)織。深石美穂さんの作品は石垣の自然の如く鮮やかな色彩に満ちています。



八重山上布も今や絶滅危惧織物。失ってはならない日本の宝です。着尺は殊に数少なくなっています。



作品展の片隅を眺めていて 思わず あっと声を上げました!黒き琉球藍 … 藍型(えーがた) …
まさか 十数年ぶりにこの京都で出会えるなんて …



青い染料を使った琉球紅型をすべて藍型と表記している場合があります。これは青い顔料を手で刷り込み染めしたれっきとした琉球紅型ではありますが、厳密にいえば真の藍型(えーがた)ではありません。いわゆる染地型(しるじがた)とよばれるものです。



真の琉球藍型とは琉球藍の藍甕に浸染を繰り返しながら琉球藍の濃淡でその作品世界を創り出すものです。天然琉球藍染めは藍甕に漬けて引き上げて空気に触れて初めて発色する琉球ブルーなのですから。



過去に遡るとふくひろにも二反だけ「真・琉球藍型」がありました。父が沖縄へ赴き琉球展を催したときです。かれこれ十数年以上前だと思います。
そのとき以来 染地型の青い紅型は見かけましたが不思議なことに琉球藍に浸染を繰り返す真の琉球藍型はまず出会ったことがありませんでした。
琉球藍を生成する制作工程プロセスがやはりかなりの手間であり型紙からして別の創作サイクルが必要とされるからではないでしょうか。
紅型を顔料で「手染め」するという作業と藍型を何度も藍甕に「漬けて染める」という作業はまったく異なるベクトルの染織工芸のように僕は感じます。



琉球藍 甕覗(かめのぞ)きの青は見ていると吸い込まれてしまいそうな深く深淵なブラックブルーです。
琉球藍は喜如嘉芭蕉布の絣糸を構成する琉球の魂であり、神奈川県横須賀市にて琉球泥藍天然発酵建てを実現している原始布作家 西川はるえ さんの作品世界を形成する重要なモチーフなのです。
琉球藍の濃淡だけで染められた藍型はその延長線上にあり琉球の魂の源流であるといえるでしょう。



十数年ぶりに 「真・琉球藍型(えーがた)」 が
ふくひろ綺物屋敷へやって来ます。
京都如月 ありがたき 綺物の恵み に感謝致します。

#紅型 #琉球藍 #藍型 #琉球染織 #喜如嘉芭蕉布 #城間栄順 #西川はるえ




  

前代未聞!越後上布 新作展 ~ 伝統織物たちとの出会い PART1 ~

2018年02月05日

新潟県魚沼市から来られた織師 高波明美 さんが手織りする越後上布。いまや稀少織物である越後上布が地機で織り上げられてゆく様子を実際に目の当たりにするのは僕自身初めての体験かもしれません。



氷雨降る二月の京都。重要無形文化財 越後上布
だけを蒐集(あつ)めた新作発表展が催されました。
八寸名古屋帯 九寸名古屋帯 角帯 そして着尺…
これは賞賛に値する本当に大変な偉業なのです。



越後上布の原料である苧麻(からむし)は福島県昭和村で栽培されています。天然麻繊維の最高峰です。



夏場に2mに成長したからむしは刈り取られ水漬け皮剝され「苧引(おひ)き」されて繊維となります。



苧引きによって薄く引き出された繊維は青白く光るので「青苧(あおそ)」と呼ばれます。出来映えの良い青苧を昭和村では『"きら”がよい』といいます。



青苧は客間の座敷に丁寧に干されます。青苧はそれほど昔から大事に扱われてきたのです。これは会場にわざわざお持ちくださった青苧干しの一房です。



麻繊維を繋げて一本の糸にすることを麻を「績(う)む」といいます。口にくわえ湿らせながら爪で繊維に裂け目を入れ通して撚(よ)りをかけ少しづつ繋いでゆきます。雪国の気の遠くなるような作業です。



糸作り。苧績みした糸を綺麗に均一にならします。越後上布は機にかけるまでが本当に大変なのです。



重要無形文化財である越後上布の絣は全て手括(くく)りによるものです。絣の墨付けは新潟独特の技法である木羽定規(こばじょうぎ)が用いられます。



越後上布の特徴といえばこの日本古来の原始機である地機(いざり機)を使って織っていることでしょう。現在 地機を仕様している伝統織物は本場結城紬と北海道アッシ織等一部の原始布だけなのです。



地機の杼(ひ)は刀杼(とうじょ)といってブーメランのように大きなものです。杼は緯糸(よこいと)を繰り出すものです。織機は筬(おさ)でトントンと織り目を打ち込みますが長い刀杼でもさらにもういちど打ち込みます。「地機の二度打ち」といわれるもので打ち込みのしっかりした織物が織り上がります。



地機は反端を織り師の腰当てに結わえ腰で経(たて)糸の緩みを調整しながら織ってゆきます。原始的な機ですが切れやすい麻糸を織るには最も合理的な織り方です。まさに「人機一体」の織物なのです。



越後上布の新作が着尺から帯までこれだけ一堂に揃うことは前代未聞です!主催者に敬意を表します。



越後上布の男角帯 これもまた世に出ない珍しき綺物。盛夏はもちろん万節でも良さげに思いました。



越後上布 八寸名古屋帯 『黒地 緑白縞』

今回の出品作の中で最も先鋭的で斬新シャープな逸品を選ばせてもらいました。こんな越後上布は見たことがありません。ふくひろ綺物 coming soon!



越後上布の機織りは乾燥が一番の大敵です。雪深い機織り部屋では暖房も点けず手織りに精を出すそうです。窓の外でしんしんと降り積もる雪が糸にちょうど良い湿気をもたらすのだそうです。京都会場での越後上布の実演も織り目を丁寧に濡らしながら織ってゆく高波明美さんの姿がとても印象的でした。



氷雨降る二月の京都で出会った大切な伝統織物たち
次回続篇 PART2 へと続きます(´-`).。oO










  

撫松庵 紫織庵 YUKATA 2018 新作コレクション

2018年02月02日

撫松庵 紫織庵 YUKATA 2018 新作コレクション



2月1日 京都は雪まじりの雨でした。夏キモノ 夏ゆかたの新作を見に来たのです。寒ぅ~ {{ (>_<) }}



女性目線のキモノを発信するアイアンドアイ



嶋臺(しまだい)ギャラリーでの夏物新作展



佳き夏キモノ&夏帯 と出会えました(*^^*)



2018 撫松庵ゆかた 『なりたい』をかなえる



スタイリッシュになりたい

輝く女性になりたい



かっこいい大人になりたい

可愛らしさのある大人になりたい



一度きりの人生 なりたい自分になろう

今年の撫松庵はとってもポジティブです ( ´艸`)



くたびれたので六角堂裏のスタバで休憩 ヽ(^.^;



紫織庵 ゆかた 新作展 新しき最先端の古典柄



悠久のときを翔ぶ 紫織庵 雲取り蜻蛉(とんぼ)文



色の鮮やかさ 斬新な取り合わせは紫織庵の独壇場



夏キモノ、夏帯も紫織庵最新作 最新柄を入荷予定



新しきメーカーの新作ゆかたもふくひろに登場!

乞うご期待 でーす! (≧∇≦)b