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竺仙(ちくせん)浴衣 2012 新作200柄 受注会 後篇
2012年02月18日
絹紅梅、 松煙染め と べんがら染め、 奥州小紋 に 紅梅小紋 ・・・
竺仙のなかでも高級な部類に入るこれら特殊染め浴衣になぜか注文が集中します。おそらく夏期の呉服店頭でも
著しく出現率、遭遇率が低いのがこの竺仙の特殊染め浴衣・・・。さらには浴衣というよりも「夏キモノ」「単衣もの」
といっても通用するグレードの高さが人気の秘密でしょう。帯次第で「おしゃれ着物」の雰囲気を醸し出しますよ。
『 紺地 柳に燕(つばめ) 』 『 紬ゆかた 破れ七宝 』
飛燕の柄も竺仙の定番。颯爽(さっそう)と飛び交うさまは粋で涼しげです。紺地の「柳に燕」は初めてみました。
青地に織り縞の紬ゆかたの生地はさらりとして着映えがします。とくにこの「破れ七宝」は帯が合わせやすいです。
『 べんがら染め 葡萄 』 『 深海の金魚 』
べんがら染め新作は 前回の「源氏香」と もうひとつがこの「葡萄」。 かすれた紅色がなんとも味わい深い逸品。
深海にはもちろん金魚はいませんがなんとなく。。。(>▽<) 黒地に金魚が浮かんで レトロモダンな雰囲気。
『 斧琴菊(よきこときく) 』 『 奥州小紋 万年青(おもと) 』
歌舞伎好みの男ものですねえ。 「 善(よ)きことを聴く 」 という とても縁起のよい 語呂合わせなのです。
この万年青も不老長寿のおめでたい柄。季節ノープロブレムの多年草ですが秋にはかわいい実が赤く色づきます。
『 芍薬(しゃくやく) 』 『 松煙染め すすき取り 菊に萩 』
「立てば芍薬 座れば牡丹 ・・・」といいますが 芍薬の柄自体は珍しい。この浴衣で立ち姿美人になれそうです。
渋く枯淡の雰囲気を醸し出す松煙染めですが 薄(すすき)で柄が引き締まり 大胆で斬新な古典柄になってます。
『 理想的 藤の花 』 『 とんぼ かくれんぼ 』
大きさといい色といい まさに理想的な藤の花です。藤の花って 可憐で凛々(りり)しいイメージがありませんか?
蔓草(つるくさ)の間で 蜻蛉(とんぼ)がかくれんぼしています。トンボがいるのぱっと見わからなかったんですよ。
『 藍鼠紅梅小紋 貝合わせ 』 『 砂色絹紅梅 麻の葉 』
紅梅小紋は 鮮やかな納戸ブルーが主流ですが ごくたまに この藍鼠(あいねず)色が使われることがあります。
なんとも上品な色ですね。貝合わせは蒔絵や金箔をあしらった貝殻を使った 平安貴族の雅(みやび)な遊びです。
絹紅梅でサンドベージュ色は 夏物の小紋か夏紬に見えますね。 砂色絹紅梅は もうひとつドット柄もありました。
『 こどものゆかた 西瓜 スイカ 』
美味しそうなスイカです。箸休めのデザートです。(^ー^)
『 絹紅梅 牡丹唐草 』
絹紅梅をお召しになった方に聞くと風がす~っと通ってとても涼しいそうですよ。
まさに “ 風を孕(はら)む夏衣 ”・・・ この 「 牡丹唐草 」は もォ言うことなし、文句なしの柄ですね~